50代女性の一人タイ移住への歩み② 引越しで起きたトラブルはどう回避できたか?

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皆さんこんにちは、タイ大好きなちぃです。

前回は退職までの経緯と、引越しについてお話ししました。

その引越しで思わぬ出費があり、苦い体験を味わってしまいました。

その経験からどのような対策ができたか、皆さんとシェアしていきたいと思います。

目次

タイ移住を目指して多くの荷物を減らす

タイ🇹🇭チェンマイにあるターペー門広場

タイへお引越しとなると、なるべく身軽にしておきたいものです。

家財道具を持っていくとなると、海を超えての輸送となりますからね。

そもそもタイのコンドミニアムの多くは、家具家電が備え付けてあります。

チェンマイにあるコンドミニアム

ベッドやテーブル・椅子そしてクローゼットなどの家具、電子レンジや冷蔵庫などの家電が装備されています。

部屋によっては、ドラム式洗濯機が完備されていることもあります。

よって服などの身の回りの品だけ持って行けば、簡単に住み始めることができるんです。

極端なことを言えば、バックパッカースタイルで移住も可能です。

そうなると、実家に荷物を搬送する量は最小限にしておきたいものです。

フリーマーケットでの販売や多くのゴミの廃棄で、全体の4分の1程度は減らすことができました。

しかし、大型家具・家電については一人暮らしのため困りました。

自家用車もない上、重い荷物をエレベーターで下ろすには至難の技です。

ネットで検索しました。

まだ使えるし、買取してくれるのではないか?

この考えが、大変甘かったのでした。

家具・家電買取の落とし穴

結論からお話しすると、処分に121000円(税込)の費用がかかってしまいました。

処分するにあたり、買取業者をいくつか検索しました。

一つはメルカリなどのフリマサイト。

直接出品することで、個人間での買取を行うことができます。

デメリットは、やり取りが大変であったり確実に購入されるか保証がありません。

次にジモティでのサイト。

名前の通り、近所通りでのやり取りがメインです。

以前このサイトをよく利用していましたが、外に運び出せる大きさで無料で譲っていました。

今回は運び出せるものではないので、自宅に見知らぬ方が入室することを懸念し候補から外しました。

そして、不用品の各種買取会社

冷蔵庫専門の買取業者など特化型もありましたが、なんでも買取を謳っている業者を見つけました。

ネットでのやり取り、連絡もスムースでした。

あらかじめお伝えしておきますが、ここでお世話になった業者は丁寧な対応で配慮もありましたので否定しているわけではないです。

私の利用方法を間違ったことから、家財処分されるヒントとしてお聞きくださいね。

さて予約した引っ越し前日が、担当者の訪室日でした。

繁忙期のため、電話連絡があった上で2時間ほど遅れて自宅に来られました。

買取をお願いした家財は、ドラム式洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ・ベッド・着物ダンス・ノート型パソコン・携帯電話などの10点以上でした。

すぐに引き取ってもらえるものと思いこんでいましたら、見積もり後に提携している買取業者に確認し仲介するようでした。

買取商品の下見を行い、ネット上のオークションサイトにやり取りするのです。

私の家財は、買取される商品がなかったのです。

理由としては・・・

①家電の年式が古く、買取期間がなしもしくは数ヶ月程度であった

②引っ越し時期であり、市場に多くの商品が出回っていること

③繁忙期であり、引き取りのため明日の午前中に対応できる業者がないこと

④ノート型パソコンや携帯電話の一部は部品として買取できるが、価格をつけるには価値が低すぎること

これらの打開策としては・・・

①他に買取商品があるか

②買取業者へノート型パソコンや携帯電話を部品として買取してもらい、10000円値引きすることを交渉する

③家財の引き取りは買取業者が搬送する代わりに、見積もりに来られた担当者が行うこと

④他のクライアントの対応が終わってからの搬送のため、20時前後と遅くなること

これらの条件の上、処分料として121000円となったのです。

明日までになんとかしたいため、この提案に賛同するしかないと思いました。

手付金で半額先払いのところ、手持ちがありませんでしたので21000円だけ渡しました。

その後21時近くに再度訪室があり、無事に持ち出しとなりました。

マンションの立ち会い後のクリーニング代請求

家財処分にヘトヘトになりながら、広くなった部屋を見渡しました。

『明日は引っ越し、さほど汚れていないから立ち合いも問題ないであろう』と思ってましたが、大間違いでした。

引っ越し当日、引っ越し業者によって荷物が運び出され残りの清掃を行ってました。

防犯対策のために、窓ガラス目隠しシートを貼っていました。

すぐに剥がれるであろうと一番最後まで残していましたが、全く剥がれない。

水で濡らしたり洗剤をつけて擦っても、一部しか剥がれない。

ようやく剥がしても、接着剤が残っている。

青ざめました!!

その作業をしている時に、立ち合い担当者の方が来られます。 

現状を報告し、できる範囲でお願いしますと声がかかります。

どうもホームセンターで売っている「ラベルはがし 雷神」を利用すると、一発で剥がれる説明でした。

私がシール剥がしをしている横で、立ち合い担当者は着々とチェックリストに基づいて現状確認が進みます。

今まで2回ほど引っ越しを行いましたが、立ち合いはしたことがなかったのです。

仕事を理由に立ち会えないことを不動産会社へ伝えると、了承されていたんです。

敷金1ヶ月分もしくは2ヶ月分を払っていたからだと思いますが、今回はハウスクリーニング代47300円を入居時に納めていたのみでした。

敷金礼金は払っていません。

約1時間ほど経過し、確認書 兼 承諾書が出来上がりました。

・ハウスクリーニング代    47300円

・エアコン洗浄        15000円 (1台分)

・クロス洗浄 補修       6000円 (4ヶ所)

・クロス一部張替       16340円 (広さと経年劣化を考慮した料金)

・粘着物除去         12000円 (窓ガラスの部分)

・リペア補修         40000円   (床の剥がれた部位)

・ワックス剥離洗浄      25000円 (床全体)

税金と入居時に納めていたハウスクリーニング代47300円を考慮し、解約精算費用は合計125774円でした。

書類へのサイン前に経年劣化した部分について確認すると、クロス張替部分のみ関与すると説明がありました。

今まで立ち合いをしたことがないことも担当者へ伝えると、依頼された管理会社は細かくチェックしていると話されていました。

料金がかかることに納得がいかないものの、チェック項目通り点検し自分が汚したことだからと言い聞かせながらサインをしました。

2日間で約25万円近く失ったことに、非常にがっかりしました。

家具・家電買取とマンション立ち合いでの反省点とどう回避すればよかったのか

今回の経験で、たくさんの気づきがありました。

どちらの事案も、リサーチ不足でした。

次のことが挙げられます。

反省点

①見積もりをしっかり取ることと、どのようなことをするのかについて情報不足

②繁忙期の引っ越しであるため、ゆとりを持った計画が必要であった

③自分でできる作業を見直すこと

④一般の相場を認識すること

では、どうすればよかったのでしょうか?

家具・家電買取の場合

①見積もりをしっかり取ることと、どのようなことをするのかについて情報不足 について

・見積もりと買取の流れについて確認、1日で終了するのかを見極める

・引っ越し時期に間に合わない場合は、次の案を検討する

②繁忙期の引っ越しであるため、ゆとりを持った計画が必要であった について

・買取とならない場合、片付け業者の依頼

 ⚪︎1トントラックのプラン(1Kから1DK程度の場合)で、28000円〜対応できるケースもある

 ⚪︎単品での対応は、冷蔵庫7000円〜 洗濯機5000円〜対応できるケースもある

③自分でできる作業を見直すこと について

・搬送できるゴミはないか、再検討する

 ⚪︎横浜市粗大ゴミの料金は、タンス1500円 電子レンジ500円 ラック500円(横浜市HPより)

④一般の相場を認識すること について

・複数者の相見積もりをとる

・引っ越しや大型ゴミ片付け経験者に、実体験を聞く

マンション立ち合いの場合

①見積もりをしっかり取ることと、どのようなことをするのかについて情報不足 について

・管理会社に具体的にどのような内容を行うのか、詳細を確認する(所要時間・男性スタッフが担当であることは確認済み)

・クリーニングチェックリスト内で、事前に対応して良いことがあるか確認する

・クリーニング代の支払いは済んでいるが、その内訳について

・敷金礼金は納めていないが、それらとの関連はあるか

・更新料を納めて1年未満であるが、一部を費用として補えないか

 (後日確認すると契約書には更新料とクリーニング代とそれぞれの項目記載があるため、充足出来ないと回答あり)

②繁忙期の引っ越しであるため、ゆとりを持った計画が必要であった について

・エアコンクリーニングに関して、「くらしのマーケット」のサイトでは8000円から対応している

・リペア補修は家財保険で対応して良いか確認して手配する 

③自分でできる作業を見直すこと について

・窓ガラス目隠しシートは、前日までに剥がしておく

・「ラベルはがし 雷神」は楽天市場で1100円から売られており、利用することで安価で剥がすことができた

④一般の相場を認識すること

・賃貸業者の方針で立ち会いあり・なしと別れることが多く、入居時に確認しておく

・床の傷やワックスの剥離は生活上の劣化と認められないので、家災保険の適応になるか確認

・家災保険適応の場合、入居中に申請し対応する

「ラベルはがし 雷神」の情報について、こちらに載せておきますね!🔽

楽天市場HPより抜粋


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感想(3件)

振り返ればたくさんの対策があったと気づき、良い経験となりました。

このようなことが移住先のタイで初体験していたら、恐らくパニックになっていたことでしょう。

いづれにせよ、確認と時間的余裕を持って計画が大事ですね!

皆さんは引越しでの困った・大変だったエピソードはありますか?

よかったら聞かせてくださいね!

次回は約40年ぶりに実家に戻ったニート生活について、お話ししたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

また次回のブログで、お会いしましょう👋

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この記事を書いた人

タイ旅行・アロマテラピー・スパをこよなく愛する、50代の医療者です。将来はセミリタイアし、タイ・チェンマイで一人暮らしを目指しています。
旅の思い出やアロマテラピーのこと、普段の仕事や心に残ったことを発信していきます。

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