*今回、ご本人と作品の掲載許可をいただいております。
こんにちは、自由大好きちぃです。
実家に移ってから、近隣に住む妹たちと出かけることが多くなりました。
三女の夫、その義弟よりお知り合いが個展を開いていると紹介され、先日『町田市立国際版画美術館』へ。
作品と作者より、たくさんのパワーをいただきましたので、みなさんにお伝えしたくなりました。
美術館までの便利な移動手段のタクシーアプリ 『GO』について、ご紹介しますね!
では、一緒に美術館へ行きましょう!
画家『青染(セイセン)レイコ』さんって、どんな人?

青染(セイセン)レイコさんは、義弟とお仕事の関係で約30年前からのお知り合いです。
レイコさんは日頃から健康管理に気遣われており、パーソナルトレーナーである義弟が定期的に関わらせていただいてます。
その理由は、生涯長く制作活動ができるようにと、大好きなバイクに乗りたいためです。
私の第一印象は、『なんて透明感のある、エネルギッシュな方なんだろう!』です。
引き寄せられる、とても魅力のある女性でした。
鮮やかな世界の中で、レイコさんの静かな存在が作品たちと一つになり、場全体が見えない糸で結ばれたような完璧な調和を感じました。
私は美術のことはよくわかりませんので、ちょっと、chatGPT(チャットGPTとは、会話ができるAIアシスタントです)にレイコさんについて質問してみました。
画家・青染レイコさんは、鮮やかな色彩と繊細な表現力で注目を集める現代アーティストです。青を基調とした作品が多く、建物や人物、日常の風景を独自の視点で丁寧に描き出しています。旅先で出会った街角や夕暮れの車窓など、どこか旅愁を感じさせるモチーフが特徴的で、観る者の心に静かな余韻を残します。
具象的な表現から抽象的な画風へと変化し続けており、構図や色使いに新しさと若々しさが感じられる点も魅力です。油絵具の凹凸や、方解石の粉を加えた独自のマチエールなど、技法面でも工夫を凝らし、画面に豊かな表情とエネルギーを与えています。
青染レイコさんの作品は、色彩と形の有機的な調和、そして日常の一瞬を切り取る詩情にあふれ、今後の活躍がますます期待される画家です。
と、回答がありました。
イメージができましたでしょうか?
ん〜、伝えきれませんので、実際の作品を一つずつ見ていきましょう!
青染(セイセン)レイコさんの作品たち

若い時から制作活動をされ、お仕事と家事・三人のお子さんの子育てと多忙の中、多くの作品を生み出されています。
ご本人より、「美術大学は行ってないんですよ。」とお話しされます。
だからこそ、型にハマることがなく、建築材料や身近にある部品などを用いて今までにない作風となっているんだと感じました。
そして、「キャンバスが増えると置く場所がなくなってしまいますので」と、作品の裏面や作品の上に書き足したりされています。
私の感覚だと台無しになってしまいそうですが、より作品の完成度が高くなっているんです。
なぜ初めてお会いするレイコさんについて、私が詳しいのか?
義弟のよしみで、ご本人より一つ一つの作品について教えていただいたからなのです。
そして、「題名にキャプション(絵などに付ける説明文)をつけない理由は、見る方が自由に感じ取って欲しいからなんですよ。」と優しくお話しされました。
廃材も道具も、すべてが色の仲間に

一緒に行った四女の私の妹は、バイクをモチーフにした作品に強く惹きつけられていました。
バイクの部品に着目し、ポップな可愛らしい絵なんです。
ウキウキする印象ですね。
レイコさんの愛車『インディアンモーターサイクル(Indian Motorcycle)』の文字が見え隠れして、探すのも楽しい。
『インディアンモーターサイクル』はアメリカ最古のバイクブランド。重厚なデザインと力強い走りで、多くのライダーに愛されています。クラシックと革新が融合した一台です。
『インディアンモーターサイクル(Indian Motorcycle)』の公式サイトはこちらから

➡️インディアンモーターサイクル(Indian Motorcycle)
そのバイクを修理したときに出た廃材や、

蘇ったバイクの廃材たち
売られていた古道具を再利用することで蘇らせて、新たな作品として生まれ変わっています。

ずっしりと思い古道具
その題名は『セカンド』。
れいこさんの手によって、新たに命が吹き込まれた瞬間です。

カラフルな色彩、建築的な構成。
大きな作品はどのように描かれたのか?

天井近くまで伸びる大作が何点かありました。
「私は割と早く書き上げられる方です」と、レイコさんはおっしゃいます。
この作品は、3〜4ヶ月でかけて描き上げたそうです。
よく見ると大きな板を12枚並べて、壁に展示してました。
その展示方法も建築の技法を用いています。
下地になる赤色の壁紙の上に、作品ごとに隙間を開けて並べる。
それによって、下地の赤色が線のように浮き出る。
作品が独立して強調し、全体から統一性が生み出されます。
制作は、暮らしと隣り合わせ

様々な作品
そんな大作を、どのように生み出しているのか?疑問に思いました。
「横4枚を並べて、描いているんですよ」と、レイコさん。
作品によっては大まかな構図を描くことにありますが、頭の中のひらめきをその都度表現されているそう。
生活空間での創作活動のため、パーソナルトレーニングを行う際はその制作途中のアクリル画を重ねて場所を作っているそうです。
《Bruxelle(ブルクセル)》誕生秘話

実はレイコさんは、昨年ベルギーでも個展を開かれたんです!
『#(ハッシュタグ)』は、そこで初めて売れた作品。

社会的メッセージは特になく、楽しいことを表現しています。

この『#(ハッシュタグ)』の形が、魅力的だったそうです。
初めて訪ねたベルギーで、描かずにはいられなかった作品があります。
タイトルは《Bruxelle》。ブリュッセルから“S”をひとつ取った造語で、その“S”をベルギーまで「探しに行くよちよち歩きの私たち」という意味が込められています。

アクリル板に描かれた子どもたちは、見る角度によって姿が変わり、まるで動いているように見える作品です。
その首都・ブリュッセルでインスピレーションを得た作品が、本当に鮮やかです。
ただ、「楽しい」を描きたいという気持ちだけが、すべての原動力です。
私の好きな花の作品、細部に宿る心

数多くの花の作品コーナーへやってきました!
私は花が大好きで、時折切り花を購入しては部屋に飾っています。
サルスベリや彼岸花など、四季の花が描かれていますね。
それぞれの作品は花の細部をじっくり観察し、めしべやおしべ、花びらの生え方まで丁寧に描いています。
繊細かつ、カラフルな色使い。

そのまま布地にプリントして、身に付けたいほどです。
きっと、毎日がハッピーに過ごせることでしょう。
触れるアート、おもちゃのような世界

鬼の子ロボットが、大きなコンセントを差し込んだら動き出しそうな作品。

積み木のように並べて、ドミノ倒しができるような「遊べるアート」もあります。
触れることで完成する作品たち。1点でも完結し、複数でも物語がつながります。

小学生の姪にこの写真を見せたら、「ここに行ってみたい!遊びたい!」と楽しそうに話してました。
町田市立版画美術館はどこにあるの?

町田駅から徒歩約15分と、散歩コースにはちょうど良い距離です。
なお駐車場も完備しておりますので、足のお悪い方は車での来場をお勧めします。
そんな時は、タクシーアプリ 『GO』がお勧めです!
タクシーアプリ 『GO』は、旧MOVとJapanTaxiの提携車両に一括手配でき、 タクシーをすぐに呼ぶことができます。
あなたの一番近くのタクシーが、スピーディーにあなたのもとへ配車されます。
アプリから簡単に呼べるので、荷物が多い時、時間がない時、天気が悪い時の強い味方です。
この美術館の近くには急な坂がありますので、タクシーが非常に便利ですね!
今回は妹の自家用車で来館しましたが、一人の場合はタクシーアプリ 『GO』を利用しています。
まさに、私の足ですね!
オススメの はこちら➡️タクシーが呼べるアプリ GO《ゴー》

さて建物の正面玄関を入り、すぐ左側のホールが展示会場です。
🖼 展覧会概要

- 会期:2025年5月21日(水)〜6月1日(日)
- 会場:町田市立国際版画美術館 市民展示室AB
- 展示内容:絵画・インスタレーション(油画・水彩・アクリル)
- 作家在廊:会期中、青染レイコさんが在廊し、作品について語られています 。
生の作品をみたい!直接レイコさんに会ってみたい!あなた、お早めに訪れてみてくださいね!
📍 アクセス

- 住所:東京都町田市原町田4-28-1
- アクセス:JR横浜線「町田駅」から徒歩約15分、小田急線「町田駅」から徒歩約15分
- 開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
町田市立国際版画美術館の公式サイトはこちら➡️町田市立国際版画美術館

いかがでしたか?
この個展は、レイコさんの『楽しい作品を作りたい』というエネルギーから生み出された作品に囲まれて、元気が出る空間です。
まさに『パワースポット』と呼べるでしょう!
今後も楽しい話題・ためになる情報を発信していきますね!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
ぜひ、次回のブログでお会いしましょう👋
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