皆さんこんにちは、タイ大好き🇹🇭ちぃです。
50代でタイ移住をして一番不安だったのは“医療”でした。持病がある私にとって、ここは避けて通れないテーマです。そんな生活する上で忘れていけないのは健康面。私は数年前から高血圧と喘息を指摘されて、ずっと内服しています。
その不安をどう設計で解決したのか、今回お話しします。
この記事で分かること
・予備費はいくら必要か→ 約185万円を確保
・持参薬はどれくらい必要か→ 1ヶ月分を持参
・タイ・チェンマイの医療事情→ メディカルレター持参、日本語通訳は予約時に希望
・医療保険の考え方→ 日本の国民健康保険と高額療養費制度を理解して活用
・海外療養費制度とは何か
→ 海外受診費用の一部を補填する制度。短〜中期滞在者には利用価値あり
タイ移住の初期費用については、こちらのブログがおすすめです✍️

それでは、行ってみましょう😊
50代・持病ありで移住する不安

私は高血圧と喘息と診断されてから、内服治療を続けています。おかげで日常生活には、特段支障はありません。もちろん、治療を中断したら症状は悪化してしまいます。
高血圧は心疾患や脳出血につながる可能性があります。
また、喘息発作は重症化すると命に関わることもあります。
チェンマイでは3〜4月にPM2.5が深刻化する『スモーキーシーズン』があります。周辺地域の焼畑農業などにより大気汚染が悪化する時期です。
健康な方であれば大きな問題にならない場合もありますが、呼吸器に不安がある人にとっては深刻です。
これからその時期を迎えるにあたり、正直なところ私は少し心配しています。
そして異国の地、タイでは日本の健康保険制度が使えません。そんな中で、もし倒れたらどうしたらいいのか?と不安が尽きないのが本音です。
移住前に準備した“安心資金”
まずは、予算立てが重要になります。計画なくして、全体像が見えません。長期移住が最大の目標ですが、まず初めの一歩として6ヶ月間でプランを組みました。
次の3点です。
✔ 緊急帰国費
✔ 医療費想定
✔ 生活費3ヶ月分
その予算は、次のとおりです。
・帰国用航空券:約5万円
往復航空券は変更無料オプション付きで購入済みのため、追加費用はかかりません。
想定する出費はタクシー代などの移動費のみです。
・現地受診想定費:150万円
クレジットカード付帯の海外旅行保険は90日間のみ適用されます。
それ以降の90日間は自己負担を想定しています。
例えば公立病院で四肢の骨折や虫垂炎の手術を受けた場合、約150万円の立て替え費用が必要になる見込みです。
・生活費3ヶ月分:30万円
1ヶ月10万円の予算です。
合計で185万円、私は予備費として確保しました。これはあくまで「緊急対応用に確保した額」です。
持病の薬はどうしている?
普段から内服している薬は、約1ヶ月分を持参しました。
今回は問題なく入国できましたが、薬を多量に持ち込むと、入国時に内容や目的を確認される可能性があります。万が一に備えて、薬剤説明書と『メディカルレター』も持参しました。これについては後ほど説明します。
あわせて、タイでの処方方法についても事前に調べました。
現地では、日本で処方されている薬と同成分の薬を薬局で購入できる場合があります。ただし、すべての薬が自由に購入できるわけではなく、医師の処方が必要なものもあります。
そのため、一度現地の病院やクリニックを受診し、医師の診察を受けて処方してもらうのが確実だと考えました。処方された薬剤情報を持参すれば、次回以降は薬局で円滑に購入できる場合もあります。
日本とタイの医療制度の違いについて
そもそも、日本とタイの医療制度の違いってなんでしょうか?それぞれの国ごとにまとめました。
日本の公的医療保険(国民健康保険など)の保険料とは
主に前年の所得をもとに計算されます。多くの自治体では「所得割」「均等割」「平等割(世帯割)」の組み合わせで決まり、世帯人数や加入者数も影響します。所得が高いほど保険料は上がり、一定の上限額も設定されています。
一方、医療費は「1点=10円」で計算されます。診察や検査ごとに点数が定められ、合計点数×10円が総医療費となり、自己負担は原則1〜3割です。
では、タイの現状はどうでしょうか?ここからは、少しだけ制度の話になります。少し堅い内容ですが、大切な部分です。
タイの医療制度とは
公的保険(主に自国民向け)と私立医療が併存する仕組みです。外国人は原則として公的保険の対象外で、多くは私立病院を利用します。医療費は全額自己負担が基本で、診療ごとに明朗な料金設定がされています。都市部には設備の整った国際水準の私立病院も多く、英語対応が可能な施設もあります。

ただ、制度だけでなく、現地特有の健康リスクもあります。
その一つが、スモーキーシーズンです。
制度の違いを理解したうえで、自分に合った動き方を選ぶことが大切だと感じました。
だから私は、まず最初に現地の病院を受診しました。
私が考えた医療の備え
その確認も兼ねて、私はまず最初に現地の病院を受診しました。
そのとき、私が想定していた備えはこの3つです。
【日本側】
・国民健康保険(海外療養費制度)
+
【クレジットカード付帯保険】
+
【現地での自己資金】
内服薬の説明について
では、英語で説明できるのか?
これはとても重要な点です。
もちろん翻訳アプリを使えば説明は可能です。しかし、薬には「商品名」と「薬品名(一般名)」の2種類があることを知っておくと安心です。

日本では商品名で処方されることが多いため、それが正式な名前だと思いがちです。
ですが、世界共通で通じるのは、有効成分を示す「一般名」です。
たとえば「ロキソニン(商品名)」の一般名は「ロキソプロフェン」です。
この「一般名」と「使用量(◯◯mg)」が分かれば、海外でも同等または類似の薬を提案してもらえます。
海外で薬を説明するときは、商品名ではなく「一般名」と「使用量」を確認しておくことが大切です。
今服用している薬にどのような薬品名がついているのか、一度確認してみることをおすすめします。それだけでも、海外での受診時の安心感が大きく変わります。
実際のチェンマイの医療事情
先日、初めてチェンマイの病院へ受診しました。そろそろ内服薬が切れることと、『スモーキーシーズン』がやってくる前にかかりつけ医を見つけておきたかったのです。
単身移住のため紹介者はおらず、自分でインターネット検索をしました。
チェンマイはこじんまりとした街ですが、大きな病院は5〜6施設あります。どこへ受診すべきか迷いましたので、次のポイントで選びました。
検索のチェックポイント
・診療科
・病床数
・夜間救急対応可か
・日本語通訳の有無
予約の決め手は日本語通訳の有無、特に『チェンマイラム病院』は救急外来を含めて毎日対応可能でした。そして、口コミで日本人からの高評価が高かったのです。

チェンマイ ラム病院
タイ・チェンマイにある大規模な私立総合病院です。日本語通訳対応が可能で、外国人患者にも親切な対応が評判です。診療科が充実しており、英語表記・案内も整っているため初めての受診でも安心感があります。院内処方や丁寧な服薬指導など、利便性の高い医療サービスを提供しています。
こちらはネットと電話の両方で予約が可能でしたが、ゆっくり翻訳できるネット予約を選びました。
予約時に伝えたいポイントとは
さらに予約の備考欄へ次のポイントを記入すると、受診目的が伝わりやすいです。
【予約時の伝えたいポイント】
・自分の病名
・病名に対して服用している内服薬
・日本で定期受診を続けていること
・『メディカルレター』を用意していること
・海外療養費制度を利用するため、書類作成を希望していること
・加入している民間保険やクレジットカード付帯保険の有無
*メディカルレター
主治医が診断名や治療内容、服用薬の一般名・用量などを記載する紹介状。海外受診時の説明資料となり、診療や処方を円滑にします。
こちらは特に決まった書式はありません。依頼する日本の病院の形式で提出可能です。私の場合、ネット上の一般的な書式を利用しました。
*海外療養費制度
海外で支払った医療費のうち、日本の保険診療基準で認められた分について、自己負担分を除いた相当額が後日払い戻される制度です。
こちらは書式が決まっており、各市町村区役所の公式サイトにあります。私は日本で事前にダウンロードし、その用紙をタイの病院に渡して依頼しました。
一例として、相模原市役所と全国健康保険協会(協会けんぽ)の公式サイトを載せておきます。あなたが申請される場合は、一度調べてからご利用ください。
予約から受診までの流れ

予約の翌日、担当者から日本語で確認の電話がありました。
事前に伝えていた希望内容も把握されており、希望日時で無事に予約が確定しました。
さらに予約前日にも確認の電話が入ります。
当日は予約時刻の30分前に到着し、インフォメーションで声をかけた後、事務受付で申込用紙を記入しました。
院内は1階フロアに部署ごとの番号が振られており、表記もタイ語だけでなく大きく英語で書かれています。そのため、どこに行けばよいか理解しやすい構造でした。
待ち時間は約30分。受付から会計を終えて病院を出るまで、合計1時間10分でした。
通訳は診察前から対応し、診察にも同席してくれました。
これは、病院での薬をもらうまでの流れです。
| 流れ | 内容 | 補足・注意点 |
| ① 事務受付 | パスポート提示・受診科目・保険種類を記入 | 受付票には、日本の住所と連絡先を英文で記載する 顔写真撮影あり |
| ② 看護師ヒアリング | 症状などの聞き取り(英語) | 英語が聞き取りづらい場面あり |
| ③ 測定・バイタル | 体重・血圧・酸素飽和度・体温測定 | ネームバンド装着(全員ではない様子) |
| ④ 書類提出 | メディカルレター・海外療養費書類提出 | コピー後返却/同意書2通にサイン |
| ⑤ 診察 | 通訳付き診察 | 処方は2~3ヶ月希望→3ヶ月処方/薬の規格違いの説明あり |
| ⑥ 会計 | クレジットカード払い | 100バーツで診察券作成可(次回20%割引※医師料は対象外) |
| ⑦ 薬局 | 院内処方・服薬指導 | 顔写真付きレポートあり/書類最終確認 |
病院の明細書は次のとおりでした。

*日本円換算は 1バーツ=約5.16円(2026年2月現在) で計算します
費用は合計約52000円でした。
この金額は高いと感じましたか?もしくは、安いと感じたでしょうか?
実際に感じたこと
予約確認の電話が日本語でかかってきた時点で、正直ほっとしました。
さらに前日の確認連絡もあり、その丁寧さに少しずつ安心感が増していきました。
受付では、全員が英語を話せるわけではなく、タイ語訛りが強い方もいました。正直なところ、コミュニケーションが難しい場面もあります。
それでも、私の返答を急かさずに待ってくださったり、何度も声をかけてくださったことで、迷ったり困ったりすることはありませんでした。
私が勤めていた日本の病院と比べても、全体の流れはとてもスムーズだと感じました。
そして診察後、医師から
「薬が必要なときは、いつでも来てください。土日も受付できますよ。」
と声をかけていただきました。
この一言で、受診前に抱えていた不安は一気に吹き飛びました。
興味深かったこと・日本との違い

安心感を得た一方で、日本との違いという点でも興味深いことがいくつかありました。
まず一つ目は、20%引きのシステムがあることです。
100バーツで有効期限1年の診察券を作成すると、次回以降の診察が20%割引になる仕組みです。日本では公費負担の制度があるため、こうした“割引”という考え方はありません。薬剤費や看護料にまでディスカウントが適用されるという発想は、とても新鮮で面白いと感じました。
二つ目は、総合病院でありながら院内処方であることです。
日本では院外処方が主流となり、多くの患者は診察後に調剤薬局で薬を受け取ります。体調が悪いときには、この移動が意外と負担になります。その点、院内ですべて完結するのは本当に楽だと実感しました。
そして三つ目は、元医療者として目に留まった光景です。
ナースキャップが今も使われており、スカート丈も短め。どこか懐かしさを感じました。
さらに、早朝に病院周辺を歩いていたときのことです。
当直明けと思われるスクラブ姿のスタッフが、少し疲れた表情で近くのコーヒースタンドに立ち寄っている姿を見かけました。
その様子を見た瞬間、
「すごく分かる!!」
と心の中で思わず共感していました。
国が違っても、医療現場で働く人の空気感は同じなのだと感じた瞬間でした。元医療者の視点が分かるからこそ、私は安心できたのです。
保険はどうしているのか
保険については渡航前に検討し、6ヶ月間は次の3つで対応することにしました。
・クレカ付帯保険(エポスカード)
・国民健康保険
・海外療養費制度
クレジットカード付帯保険(エポスカード)
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*ここでエポスカードとは、株式会社丸井グループのクレジットカード会社が発行するカードをいいます。
前述の通り、クレジットカード付帯の海外旅行保険の適用期間は90日間です。
そして、クレジットカードの海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」があります。
自動付帯はカードを持っているだけで出国と同時に保険が有効になる仕組みです。一方、利用付帯は航空券やツアー代金などをそのカードで支払った場合にのみ適用されます。補償内容や上限額もカードごとに異なるため、事前確認が重要です。
私が利用しているエポスカードの場合、ノーマルカードは利用付帯、ゴールド・プラチナカードは自動付帯となります。保証内容は、次の通りです。
| 保険項目 | 普通カード(ノーマル) | ゴールドカード | プラチナカード |
|---|---|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 3,000万円 | 1億円 | 1億円 |
| 傷害治療費用 | 最大200万円 | 最大300〜300万円超 | 最大500万円以上 |
| 疾病治療費用 | 最大270万円 | 最大300〜300万円超 | 最大500万円以上 |
| 賠償責任 | 最大3,000万円 | 最大5,000万円 | 最大1億円 |
| 携行品損害 | 最大20万円 | 最大50万円 | 最大50万円 |
| 救援者費用 | 最大100万円 | 最大200万円 | 最大500万円以上 |
おすすめのカードの便利ポイントは、他にもあります。
🌍 エポスカードの旅での便利ポイント
- タイでも使えるVisaタッチ決済対応
- 緊急時のサポートデスクあり(日本語OK)
- 海外キャッシングも可能で、現地通貨がすぐに手に入る
- プライオリティ・パス(プラチナカード)でラウンジ利用可能
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特に傷害治療費用と疾病治療費用の保証額が、とても気になるところです。特にノーマルカードは、補償金額が十分とは言いにくい印象でした。
そこで、もう一枚別のクレジットカードを組み合わせる方法を取りました。
ポイントは、適用開始時期をずらすことはできませんが、重複期間中は補償額を合算できる点です。
私が利用したのは、三井住友カード NL(ナンバーレス)です。保証内容は、次の通りです。
| 補償項目 | 補償額の目安 |
|---|---|
| 傷害死亡・後遺障害 | 最高 2,000万円 |
| 傷害治療費用 | 50万円 |
| 疾病治療費用 | 50万円 |
| 賠償責任 | 2,000万円 |
| 携行品損害 | 15万円(免責3,000円) |
| 救援者費用 | 100万円 |
こちらはノーマルカードのため利用付帯になります。私は日本出発時、羽田空港へ向かう京急線の乗車賃をこのカードで支払いました。この決済により、三井住友カード NL(ナンバーレス)の保険が適用されます。
例えばノーマルカード2枚でも、交通費の支払いをそれぞれのカードで行うことで補償額を増やすことが可能です。ご利用される場合は、お手持ちのクレジットカードの付帯条件を必ず確認してください。
国民健康保険
日本政府が運営する国民健康保険は、実は非常に手厚い制度です。
現在私は任意継続健康保険に加入していますが、退職から約1年が経過した段階で、国民健康保険へ切り替える予定です。
では、国民健康保険と任意継続健康保険の違いをご存知でしょうか?
国民健康保険と任意継続健康保険の違い
国民健康保険は前年所得と世帯人数で保険料が決まり、扶養という概念がなく、家族一人ひとりに保険料がかかります。単身世帯は比較的シンプルです。
任意継続健康保険は退職前の健康保険を最長2年継続でき、保険料は在職時の標準報酬月額が基準。扶養家族がいても追加保険料は原則不要のため、家族が多い場合は有利になることがあります。
立場(単身か扶養家族がいるか)によって、メリット・デメリットは大きく変わります。また、健康保険組合によっては独自の付加給付などのオプションがある場合もあります。
ただし共通点は、医療機関の窓口負担は原則1〜3割です。
さらに、高額療養費制度を利用すれば、数百万円かかる手術や薬物療法でも、自己負担額は収入に応じて上限が設定されます(一般的な所得区分では月およそ10万円前後が目安)。
つまり、保険料が異なっても、受けられる標準的な医療内容自体は大きく変わりません。
であれば、できるだけ保険料を抑えながら制度を活用したいところです。
私の場合、退職後から今までは月4万円以上の保険料を支払ってきましたが、見直ししたことで4月以降は月約2万円程度になる見込みです。さらに来年は、条件を調整しながら月約2,000円程度まで抑える予定です。
制度を理解し、タイミングを見て切り替えることが、負担を減らすポイントだと感じています。
海外療養費制度
クレジットカード付帯保険だけでは、今回の滞在期間すべてをカバーすることはできません。そこで活用を考えたのが、海外療養費制度です。
海外療養費制度とは
日本の公的医療保険加入者が海外でやむを得ず治療を受けた場合、帰国後に申請すると日本の保険診療基準で計算した額の一部(原則7~9割)が払い戻される制度です。実際に海外で支払った全額が戻るわけではなく、日本の標準医療費が上限となります。診療明細書や領収書、医師の証明書などの提出が必要です。
この制度をうまく活用することで、海外での医療費の大部分をカバーできると考えました。
ただし、還付を受けるためにはいくつか条件があります。
海外療養費の申請条件
・海外の医療機関で、所定の書式に沿った診断書を作成してもらう
・必要書類を市町村区役所へ提出する
・日本の保険診療基準で審査されるため、すべての項目が認められるわけではない
・申請受理後、還付までおよそ3か月かかる
「かなり面倒なのでは?」と感じるかもしれません。
確かに手続きは簡単とは言えません。
ですが、実際に経験してみると、流れを理解し一つずつ進めれば対応可能な制度だと感じました。事前に仕組みを知っておくことが、不安を減らすポイントだと思います。
海外療養費 申請の流れ
役所の公式サイトから書類を印刷
↓
海外の病院へ書類作成を依頼
↓
市町村区役所へ提出
↓
還付金の確認
たったこれだけです。日本に帰ってからは、必要書類をまとめて提出するだけです。
還付金を考慮した私のケースでは、日本での受診料と比べても大きな差はありませんでした。
日本に住民票があり、条件を満たす短期〜中期移住者にとっては、有効な方法の一つと考えられます。
なぜ私はタイの長期医療保険に入らなかったのか?
一般的に、民間の長期保険へ加入するケースが多いです。選択肢の幅が広いだけに、私もいくつか調べました。駐在員向け・リタイアメント向け・ノマドワーカー向けがありました。
細かいプラン設定がありますが、それぞれの年間保険料は次の通りです。
・駐在員向け 約30〜35万円
・リタイアメント向け 約12〜18万円
・ノマドワーカー向け 約30〜40万円
駐在員向けやノマドワーカー向けの保険は、補償内容が非常に充実しています。しかし、私にとってはややオーバースペックだと感じました。
特にノマドワーカー向けは、複数の国を移動することを前提とした設計が多く、ひとつの国に落ち着いて生活する予定の私には合いませんでした。
リタイアメント向けの保険も検討しました。
完全移住であれば、最適な選択肢の一つだと思います。その場合は日本の住民票を抜き、国民健康保険の代わりに最低補償額のプランを選択し、不足分は貯蓄で備えるという方法も現実的でしょう。
万が一、大きな病気が見つかった場合には日本へ戻るつもりです。
急性疾患など予測できない事態については、どの国にいてもリスクはゼロにはできません。最終的には、自分の選択を受け入れる覚悟も必要だと考えています。
いずれにしても、日本の国民健康保険と同等の手厚い保障を海外で求めるのであれば、それ相応の保険料が必要になります。
安全と安心を最優先にするのであれば、日本で暮らすことが最も安定した選択であることは間違いありません。
まとめ

今回は、医療について考えてきました。
50代移住で一番大切なのは、『無理をしない設計』だと私は考えています。
若さや勢いに頼るのではなく、今の自分の体力や健康状態、資産状況を正直に見つめること。そして理想だけでなく、現実を土台に組み立てることです。
まず問題点を挙げる。
そして「今の自分」に相応しい形へ近づける。
資産・技術・知識など、自分の持てる武器でどう解決できるかを考える。
若い頃のように勢いだけでは動けません。
けれど、不安を数字に分解すれば、感情に振り回されず、現実的な選択が見えてきます。
移住は夢ですが、同時に生活です。
だからこそ、安心は“感覚”ではなく、“設計”でつくるものだと思っています。
いかがでしたか?
海外移住先の医療問題は重要ですが、なかなか分からないことが多いと思います。私のケースを一つとして、あなたの旅の参考になればと思っています。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また次のブログで、お会いしましょう👋


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