私は約124万円の給付を受けながら、タイ移住の準備をしました。
50代の退職では、失業保険でどれくらいもらえるのでしょうか?
私自身も、退職前は同じように不安を感じていました。
本記事では、一般的に「失業保険」と呼ばれている雇用保険の基本手当について、実際の体験をもとにお伝えします。
私の失業保険の支給金額は 1,246,650円 でした。
皆さんこんにちは、タイ大好きちぃです。
退職後の海外移住をしたいけど、お金の不安ではありませんか?
私もたくさん考えました。60代での退職の方がたくさん失業保険をもらえるんじゃないか、もっと働いた方がお金の心配がなくなるんじゃないのか。
しかし歳を重ねる前に、少しでも早く夢を叶えたい気持ちが強くなりました。そこで今の条件でできる方法を考え、チェンマイ移住を実現しました。
この記事でわかること
・失業保険と教育訓練給付金制度とは
・制度を知って、時間ができたこと
・タイ移住に向けての気持ちの準備とは
人生最初の失業保険手当、どのようにハローワークを利用したのか?チェンマイ移住の準備の様子も合わせて、お伝えしていきます。
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それでは、行ってみましょう😊
タイ移住前、いちばん不安だったのは「お金」でした

退職を決めたのは55歳、後5年は働くつもりでした。多くの方は65歳を目安に退職されると思います。この5年で、少なくても数百万円は移住費用が作れたと思います。
私は総合病院で勤務していました。当時は同世代の男性サラリーマンほどの年収を稼いでいましたが、それを自ら放棄する形を取りました。
しかし効率よく稼げる道を捨てるには、非常に勇気が必要でした。何度も年金をもらうまでのライフプランを考え直しました。
また単身であることも、不安感を強くする要因です。
揺れ動く中、「私は看護師資格で再就職すればいい」と腹落ちして、移住の道を進みました。
失業保険は「ただの生活費」じゃなかった

退職後に、失業保険がもらえることは知っていました。今回が初めての利用でしたので、受給方法が分かりません。
2025年の法改正を含め、できる限り情報を集めました。この情報を元に、全額受給を受けることができました。
実際にもらった期間は約6か月、その間は安心感を強く感じました。安定した入金により、次のステップに向けて十分に準備ができる。日本の公共サービスの、恩恵を実感できる期間でした。
単にお金が入ること以上に、心が安定したことが大きかったです。
不安が軽くなり、気持ちに余裕が生まれました。
この期間に、これからの人生をゆっくり考えることができました。
人によってはハローワークへ行くことにマイナスのイメージがあるかもしれません。私は社会見学できると、認定日を待ち望んでいました。何よりも、この期間に新たな資格を取ることができたのです。
教育訓練給付金制度を知ったとき、選択肢が増えた

教育訓練給付金について、以前から聞いたことがありました。しかし内容や利用方法など、詳しくは知りません。調べていくうちにFP2・3級が取れることが分かり、通信講座を受講することにしました。
FP(ファイナンシャルプランナー)とは
お金に関する知識を幅広く学べる資格です。税金・保険・年金・資産運用・相続など、これからの生活に関わるお金の基本をバランスよく学ぶことができます。
今までは看護職に関する勉強はしたことはありますが、金融の分野は初めてです。実は以前、ケアマネージャーの試験を落ちた経験があり、今回も合格できないのではと少し心配していました。
実際勉強を進めていくうちに、単なる資格を得るのではなく、今後の生活の各場面で必ず必要となる知識がたくさん知ることができることが分かりました。
FP資格は、税金・保険などの6分野の構成されています。これらの関連が、看護師の知識に近いと思いました。看護学だけでを勉強するのではなく、解剖学・生理学や婦人科・整形外科など様々な分野を関連して覚えます。知識を覚えることは大変ですが、この連鎖が思い出しやすくなり、逆に忘れにくいのです。
これなら「私にもできるかも」と、確信できました。
失業保険と教育訓練給付金制度について

制度には細かいルールがありますが、私の利用した内容をを簡単に説明します。
失業保険と教育訓練給付金制度の流れ
雇用保険は、退職後の生活を支えるために一定期間給付金が受け取れる制度です。一方、教育訓練給付金は、対象となる講座を受講することで費用の一部が支給され、学び直しを支援してくれます。
どちらも条件はありますが、こうした制度を知っていることで、次の選択を落ち着いて考えることができました。
一般的な流れは次の通りです。
| 手順 | 雇用保険(失業手当) | 教育訓練給付金 |
|---|---|---|
| ① 事前準備 | 退職後、会社から離職票を受け取る | 受講したい講座が対象か確認 |
| ② 申請 | ハローワークで受給資格の申請 | ハローワークで事前申請(必要な場合あり) |
| ③ 待機期間 | 原則7日間+給付制限あり(条件による) | 講座受講開始 |
| ④ 活動・受講 | 就職活動を行う(認定対象) | 講座を修了する |
| ⑤ 認定・支給 | 4週間ごとに認定→給付金支給 | 修了後に申請→給付金支給 |
| ⑥ 終了 | 支給期間満了で終了 | 給付金受給で終了 |
※制度の内容や条件は変更されることがあるため、利用前に最新情報をご確認ください。
2025年度の法改正とは
また次の点が大きく変わりました。
2025年度の改正のポイント
雇用保険と教育訓練給付の支援が強化されました。
自己都合退職の場合の給付制限が原則1か月に短縮され、さらに教育訓練を受講することで制限が解除される仕組みが導入されています。
また、教育訓練給付金の給付率が引き上げられ、学び直しの支援が拡充されました。
加えて、2025年10月からは在職中でも学習に専念できる「教育訓練休暇給付金」も新設され、より柔軟に制度を活用できるようになっています。
私の失業保険の支給金額は 1,246,650円 でしたが、一括で受給されるわけではありません。28日間後、4週間ごと支給認定されてから銀行口座に振り込まれます。
これで、今後の生活のリズムを整える支えになりました。
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私はこう使った|移住前のリアルな組み立て

ここからは、失業保険金の受給の流れをお話ししてきます。私の住む市町村の内容ですので、皆さんが利用される場合は一度調べてください。
失業保険 × 教育訓練給付金の組み合わせ
私は自己退職を理由に、失業保険の受給を申し込みます。2025年より法改正で、待機期間が1か月に短縮されました。
この情報より、退職日は4月以降としました。実際には有給休暇消化後の5月後半が退職日です。
職場から「離職票(離職票-1・離職票-2)」を受け取り、ハローワークで手続きを進めます。
合わせて給付制限解除の申請を行い、教育訓練の受講や試験を求職活動実績として認めてもらいました。教育訓練給付金を受け取るだけでなく、求職活動の進め方としてもとても役立ちました。
失業給付金は、次の認定日までに2回以上の求職活動実績が必要です。求職活動として認められる内容は講座の種類や状況によって異なりますが、一般的に通学の場合は受講日などの実際の活動日が対象となります。
一方で、通信講座については、受講期間中の学習や関連試験の受験が実績として認められるケースもあります。私は事前にハローワークで確認し、講座受講と試験を組み合わせて、計画的に実績を積み重ねていきました。
試験は複数回に分けて受験したことで、無理なく実績を満たすことができました。その結果、必要な活動の多くを学習と試験でカバーでき、職業相談は必要最小限の回数で進めることができました。
無理に相談内容を考える負担が減り、自分の学習や移住準備に集中できたと感じています。
資格取得にもつながり、活動内容を自分に合った形で組み立てられたことは、大きなメリットでした。
実際の生活とのバランス
失業保険給付中は就職活動だけではなく、パート・アルバイトなどの社会活動ができます。上限は決まっていますが、きちんと認定日に報告することで認められます。
私の場合は、次の活動を申請しました。
・ブログ執筆:収入少ないため、2回目から申請なしと説明あり
・内職(ハンドメイド):数千円程度
・ボランティア:定期的に活動あり、無給であると申請
収入源としては少ないのですが、この報告をすることで自由に活動ができました。
もちろん虚偽の申請は不正受給となり、受給額の3倍以上の処分が下されますので絶対にいけません。きちんとルールに沿って行動することで、安心感につながり生活の自由度が増しました。
私のリアルなスケジュール
私はこのスケジュールで、実際に6ヶ月間の時間を作りました。
| 時期 | 失業保険 | 教育給付金 |
| 2025年3月 | ー | 通信講座申し込み(ここ、正直ミスでした) |
| 2025年5月 | 退職 | ー |
| 2025年6月 | 受給資格認定 | 制限解除申請 |
| 2025年7月 | 初回認定→2回目から受給開始 | 就職活動としてカウント開始 |
| 2025年8月 | 認定 | 職業相談 |
| 2025年9月 | 認定 | FP3級試験 |
| 2025年10月 | 認定 | FP2級(筆記) |
| 2025年11月 | 認定 | FP2級(実技) |
| 2025年12月 | 最終認定(終了) | 申請→約2週間後入金 |
一番のポイントは“タイミング”でした。
ここで失敗したのが、通信講座の申し込みが早かった点です。制度改正前の2025年3月中旬に申し込んだため、待機期間が1か月間短縮できなかったのです。今となっては良い経験ですが、社会保障制度を活用するにあたっての良い教訓となりました。
正しく理解する、とても大事なことですね。
正直に言うと、迷いもありました
初めは、制度を使うことへの罪悪感がありました。失業保険は、これまで払ってきた権利。そう思いながらも、働いていない期間に受給することに、少し迷いがありました。
その気持ちをほぐしてくれたのは、意外にもハローワークの職員の言葉でした。
面接の時、「仕事が忙しくて疲れちゃったんですね。少し、仕事量を減らしてもいいかもしれませんね。」と言われたのです。
私は『公共職業安定所』に、堅苦しくて冷たい場所というイメージを持っていました。
でも実際は、窓口のスタッフは親しみやすく、認定窓口では落ち着いた対応で丁寧に確認してくれました。
さらに気持ちを和ませてくれたのは、職業相談で手術室業務についていろいろ質問されたことでした。
これまでの振り返りと、これからやりたいことを見つめ直すきっかけになりました。
直接次の就職先に関係する内容ではありませんでしたが、自分の仕事の方向性を再確認できた時間でした。
それでも一歩踏み出してよかった理由
雇用保険制度やハローワークは、単に就職活動をする場所ではありません。
人生の方向性を見つめ直す場所として、私は大きな意味があったと感じています。
考える時間が持てた
単に給付金を受け取るだけでなく、立ち止まってこれからの人生を考える時間を持つことができました。
適切なルールを守りながら制度を利用することで、次の一歩を落ち着いて考えられるようになったと感じています。
この6か月間は、移住準備にゆとりをもたらしてくれました。
有休消化の期間も含めて、とても貴重な時間だったと思います。
気持ちにゆとりが持てた
仕事をしながらでは、ここまで丁寧に情報を集めることはできなかったはずです。
航空券や移住先の予約、そしてDTVビザの取得。どれも、落ち着いて向き合えたからこそ進めることができました。
更に気持ちに余裕が生まれたことで、いくつかの選択肢を持てたのも大きかったです。
こうした「次の手」を考えたことで、一歩踏み出すことができました。
準備の一つで使ったTrip.com

その準備のひとつとして、私は航空券をTrip.comで予約しました。
最初は「安さ」で選びましたが、実際に使ってみて感じたのは、サポートの安心感でした。
【Trip.comを使ってよかったポイント】
・チェックインや搭乗前に通知が届く
・カウンターやゲートの案内が分かりやすい
・滞在中もサポートが受けられる
・トラブル時の対応が早い
さらに今回のように長期滞在(180日)の場合、日程変更の可能性もありました。
そのためサポートオプションを追加しておいたのですが、変更時にはすぐに連絡があり、スムーズに対応していただけました。
「ちゃんとつながっている」という安心感は、想像以上に大きかったです。
移動に不安がある方ほど、サポートがしっかりしているサービスを選ぶと安心です。
▶️ 航空券の詳細はこちらから確認できます
まとめ|制度は“安心をつくる道具”でした

経済的な安定だけを考えるなら、65歳直前まで働き、失業保険制度を活用するのが理想かもしれません。
長く同じ会社に勤めることで、退職金もより有利に受け取れるでしょう。
多くの方は20年以上勤め上げることで、退職金控除の面でも有利になると思います。
私の場合は19年で退職したため、その点では退職金が少なかったのも事実です。
でも、日本の制度の中で生活していく限り、贅沢をしなければ、きちんと暮らしていくことはできます。
私は50代で退職を選び、お金以上の「自由」を手に入れました。
生活も工夫次第で、自分らしく整えていけると感じています。
もしあのまま無理をして働き続けていたら、体調に影響が出ていたかもしれません。
これから先、ライフプランが変わることもあると思います。
でも、そのときはまた考えればいい。
セーフティネットを活用しながら、自分に合った選択をしていく。
そのためには、情報を知り、学び続けることが大切だと、身をもって感じました。
誰かの正解ではなく、自分の正解を選べばいいのだと思います。
いかがでしたか?
退職のタイミングと雇用保険制度、そして教育訓練給付金をうまく活用しながら、受給を受けながら自分のための時間を作る。
これは停滞ではなく、新たな人生の準備期間です。
皆さんも、自分のための自分らしい生き方を見つけてくださいね!
タイ移住の住居費について、こちらのブログがおすすめです✍️

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また次のブログで、お会いしましょう👋


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