*日本円換算は 1バーツ=約5円(2026年4月現在)で計算します
皆さんこんにちは、タイ大好きちぃです。
チェンマイには日本食レストランがたくさんありますが、毎日外食していては予算がいくらあっても足りません。
「自炊したいけれど、日本食材は手に入るの?」
「高すぎて無理なのでは?」
と思っていませんか。
この記事を読めば、タイ食材と日本の調味料をうまく組み合わせた、限られた予算で自分好みの食卓を作る工夫がわかります。
では、行ってみましょう!
チェンマイの外食事情|日本食は「高級品」だった
移住前、私は「タイは物価が安いから外食でも日本食が食べられる」と思っていました。
ところが実際に生活してみると、日本食レストランはどこも日本より割高です。チェーン店の牛丼でさえ、89バーツ(約445円)からという価格設定です。日本のおよそ1.5倍から2倍以上という感覚でしょうか?

毎日外食でこの価格帯になると、食費はあっという間に膨らんでしまいます。
そこで私が出した答えは
「日本食は自分で作る」
でした。
ただし、ここでいう「日本食」の定義はゆるくしています。カレーライス、ポークソテー、和風ミートソースなど、「日本の家庭で食べ慣れた味」であれば十分と考えています。完全再現にこだわらないことが、チェンマイでの自炊を長続きさせるコツだと感じています。
チェンマイで日本食材が買えるスーパー
チェンマイで日本食材を探せる主なスーパーを紹介します。
Rimping Supermarket(リンピン・スーパーマーケット)

チェンマイ在住者の間でもっとも有名な高級スーパーです。日本食コーナーが充実しており、醤油・みりん・めんつゆ・日本米など、ある程度の調味料が揃います。
価格は現地スーパーより割高ですが、品揃えの豊富さと品質の高さは格別です。輸入品が多いため、日本より2〜3割ほど高い価格を覚悟しておくといいでしょう。
Tops Supermarket(トップス・スーパーマーケット)

チェンマイ市内の複数のショッピングモールに入っており、アクセスがよいのが魅力です。日本食材コーナーはRimpingほど広くありませんが、基本的な調味料や乾麺類は揃っています。
Topsスーパーでの買い物には、ポイントカード「The1」を作っておくことをおすすめします。
セントラルグループが運営する共通ポイントカードで、Tops Supermarketをはじめ、セントラルデパートやロビンソンなどでも貯めることができます。登録はアプリから無料で行え、タイの電話番号があればスムーズに手続きできます。買い物のたびに自動でポイントが貯まり、割引クーポンが届くこともあります。
ポイントカード「The1」を作っておくと、買い物のたびにポイントが貯まるのでお得です。
現地スーパーでのお買い物には、タイの電話番号があると便利な場面が増えます。ポイントカードの登録や、デリバリーアプリの利用にも必要です。日本の電話番号は解約せず、楽天モバイルなら海外にいても月1,078円から維持できます。
SIMについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

BigC(ビックシー)・: Lotus’s (ロータス)|日本食材コーナーはないが、代用品は見つかる
ビッグCとロータスは、日本でいうイオンのような大型ハイパーマーケットです。日本食材専用のコーナーは設けられていませんが、売り場を丁寧に見て回ると、醤油や調味料の棚に使えそうな食材が見つかることがあります。
価格はRimpingやTopsより安く、日常の買い物の中で「これ使えるかも」と気づく楽しさがあります。私自身もビッグCで日本料理に使える食材を見かけたことがあり、割高な輸入品に頼らなくても工夫次第で乗り越えられると感じました。
セブンイレブン|意外な穴場
コンビニでも自炊の助けになる食材が手に入ります。キムチ(39バーツ〜)やカニカマ(29バーツ〜)はセブンイレブンの冷蔵コーナーで購入でき、和風の副菜や鍋の具材として活躍します。

値段の現実|日本の調味料はどのくらい高い?
実際に私が確認した価格をいくつかご紹介します。
価格比較表
| 商品 | チェンマイでの価格(目安) | 日本での参考価格(目安) |
|---|---|---|
| キューピーマヨネーズ(450g) | 235バーツ(約1,175円) | 約387円 |
| 醤油・キッコーマン系(500ml前後) | 175バーツ〜(約875円〜) | 約230円 |
| バーモントカレー(230g) | 163バーツ(約815円) | 約288円 |
| 日本米(5kg) | 245バーツ(約1,225円) | 約3,229円※ |
※チェンマイはタイ産の日本米、日本は秋田県産あきたこまち(令和7年産)での比較です。日本の参考価格は2026年4月・神奈川県内の業務スーパーでの実際の購入価格です。
チェンマイはタイ北部に位置する米どころです。バンコクと比べても米の価格が安く、市場やスーパーで手頃に手に入ります。

私がチェンマイで購入したタイ産の日本米は、5kgで245バーツ(約1,225円)。炊き上がりはふっくらとしており、粘りと甘みのバランスも良く、日本米と比べても遜色ないと感じています。
日本では米の価格高騰が続いており、あきたこまち5kgが3,000円を超えることも珍しくなくなりました。チェンマイの米はその約3分の1以下の価格で、味も十分に満足できるものです。移住後の食費を抑えたい方にとって、これは嬉しい誤算のひとつではないでしょうか。
こうして並べてみると、日本の調味料はチェンマイでは日本の約3倍前後の価格になっています。毎月すべて揃えていたら、食費が大きくなってしまいます。
お支払いにおすすめなWise
こういった買い物で地味にかさむのが、海外でのカード手数料です。私はWiseのデビットカードを使うことで両替コストを抑えています。バーツでの支払いに対応しており、移住者の日常的な買い物にとても便利です。

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手に入らない・高すぎる食材と「代用品」で乗り越える
チェンマイで特に入手しにくいもの、または価格が高くて日常使いしにくいものがあります。私が実際に困った食材と、現地で試した代用品をまとめます。
納豆|発酵食品は特に高い
納豆は健康食品として日本食コーナーに置かれていることがありますが、価格は1パック100バーツ前後(約500円)することも珍しくありません。日本では3パック100円程度ですから、価格差が大きすぎます。
私は納豆を手作りすることを検討しました。タイで生産された納豆が45バーツ(約225円)で販売されていたので、これで自作しました。

一度目は失敗したものの、2回目以降は、しっかりとした粘りのある納豆が出来上がりました。一部は冷凍にして、次回以降の元菌として使用します。


乳製品|ヨーグルトメーカーで自作
ヨーグルトやチーズなどの乳製品は、日本より高めの価格設定です。特にチーズ類は輸入品が多く、200〜300バーツ(約1,000〜1,500円)するものも珍しくありません。種類は豊富なものの、毎日の食事で使うには少々割高です。
そこで、ヨーグルトメーカーで自作することにしました。通販サイトLazada(ラザダ)で購入し、納豆とともにヨーグルト作りをスタートさせました。

牛乳はCP-Meiji(明治)の冷蔵ボトルが一番のお気に入りです。2L・99.75バーツ(約499円)で、半分をヨーグルト用に、残り半分は普段の牛乳として使っています。日本とほぼ同等の価格で手に入るのは、ありがたいところです。

できあがったヨーグルトの半分は、コーヒーフィルターで水切りしてクリームチーズにします。

ゆずシロップや塩こしょうで味付けして食パンに塗れば、立派な朝食のできあがりです。さらに、水切りで出たホエイを使って簡単ピクルスも作っています。

食材を余すことなく使い切れるのが、自作の一番の魅力だと感じています。

カレールー|カレー粉+米粉で代用

日本のカレールーはチェンマイのスーパーにも置いてありますが、163バーツ(約815円)と価格がやや高め。私はスパイスコーナーで購入できるカレー粉と、とろみ付けに米粉を使うことで代用しています。

多くは小麦粉でとろみをつけますが、ダマになりやすく大量の油を使って炒める必要があります。その点米粉は仕上げに片栗粉のようにとろみをつけることができ、使い勝手がいいのです。
タイのスーパーでも米粉は売っており、手軽に手に入れることができます。

最初は「本当にできるの?」と半信半疑でしたが、意外にもしっかりとしたカレーができました。スパイスの配合を変えるだけで、タイ風にも日本風にもアレンジできて、むしろ楽しいくらいです。
卵について|生食は自己責任、新鮮さはセブンイレブンが一番
チェンマイでは卵はどこでも購入できますが、日本のように生食前提では管理されていません。基本的に私は卵を加熱して使います。
その中でもタイのCPブランドやS Pureブランドは、品質管理に注意を払っています。私が実際に食べたRICH YOLK EGGS95バーツ(約475円)が美味しく、またコンビニで購入できる半熟卵なども生に近い状態で食べることができました。食べる場合は自己責任という前提で、新鮮な卵を選ぶことが大切です。

タイの卵は日本のように生食を前提とした管理がされていません。生または半熟で食べる場合は自己責任でお願いします。
卵の新鮮さという点では、セブンイレブンで購入するものが回転率が高く、個人的には一番安心感があります。スーパーよりも小ロットで購入できるのも、一人暮らしには助かります。最近では10個入り63バーツを購入しており、家に戻ったらすぐに冷蔵庫の奥で保管しています。

炊飯器なしで乗り越える|電子レンジでご飯を炊く方法
移住する前から10年以上炊飯器を利用しておらず、土鍋や、最近ではメスティンでご飯を炊いていました。
しかしタイの住宅では電気コンロのみですので、やり方を変えました。私が使っているのは、ガラス製の耐熱容器を使った電子レンジ炊飯です。

電子レンジ炊飯の目安(1合程度の場合):計量カップがない場合は手持ちのカップで米を測り、同量の水で30分浸水させます。ふたをして600Wで5分→250Wで10分→蒸らし10分。最初の研ぐ水は飲料水、浸水時間をしっかり守ることがふっくら仕上がるポイントです。

この方法を知ってから、食事の自由度がぐっと広がりました。ご飯があれば、あとは好きなおかずを合わせるだけで立派な食事になります。
タイ料理との「コンビネーション食」が定番になった
チェンマイでの自炊を続けるうちに、気がつけば「日本食とタイ食材のミックス」が日常になっていました。
代表的な例が、和風ミートソース×米麺です。日本では当然パスタに合わせますが、チェンマイで手に入りやすいのは米麺(センレック・センヤイなど)です。これに和風ミートソースをかけると、「カノムジーン・ナムギャオもどき」のような不思議な一皿になります。

最初は「これでいいのかな」と思いましたが、食べてみると意外にも美味しく、今では定番レシピのひとつになっています。
電子レンジしかない時はチキンラーメンを電子レンジで作ったり、野菜を耐熱容器で蒸したりと、バリエーションが少なかったです。しかし電気コンロが使える環境になると、目玉焼きやタイ風ビーフンと広がり、とうとうトムヤムクンまで作れるようになりました。

タイの生鮮食品の豊かさ
移住前、私が思っていた以上に、チェンマイの生鮮食品は質が高く価格も手頃です。
タイは食料自給率が約150%と言われる、世界有数の農業国です。国内で消費しきれないほどの農産物が日々生産されており、その豊かさが市場の野菜や肉の質と価格に直結しています。
チェンマイはその中でも米どころとして知られ、ジャポニカ米の産地でもあります。バンコクより産地に近いぶん、価格も安く鮮度も抜群です。
その恩恵を、日常の買い物で実感しています。市場に並ぶジャガイモやニンジンは大きくて立派なものが多く、素材そのものの味がしっかりしています。豚肉・鶏肉・エビは弾力があり、旨みが感じられます。日本のスーパーで買うものと比べても、鮮度の違いは明らかです。
さらに、レモングラスやパクチーなどタイ独自のハーブが、新鮮な状態で驚くほど安く手に入ります。日本では手に入りにくい食材が、チェンマイでは当たり前のように市場に並んでいるのです。

日本の調味料は割高でも、地元の生鮮食材が安くて美味しければ、自炊の満足度は十分に上がります。これが、チェンマイで日本の味を作ることを決めた大きな理由のひとつです。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、チェンマイで日本食材を調達できるスーパーの情報と、納豆・調味料など手に入りにくい食材の代用法、そして炊飯器なしの電子レンジ自炊スタイルをお伝えしました。
私の「高くても食べたいものは作ってしまおう」という体験が、あなたのチェンマイ移住後の食生活を考えるヒントになれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今後もチェンマイ移住や旅行についてお話しします。
また次のブログで、お会いしましょう👋



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