*日本円換算は 1バーツ=約5円(2026年5月現在)で計算します
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皆さんこんにちは、タイ大好きちぃです。
タイでの生活も少しずつ馴染んできましたが、やはり健康や医療に関わることは毎回ドキドキしますよね。私たち世代になると、何かしら持病を抱えることが出てきます。
「内服薬って、毎回病院でもらわなくちゃいけないの?」
「一度にどのくらい、まとめて購入できるの?」
大切な治療薬を、現地の薬局でまとめ買いができるのか不安に思っていませんか?
この記事を読めば、チェンマイの薬局で定期内服薬を3ヶ月分まとめ買いする際の手順、ラム病院との費用比較、そして現地のハイテクなシステムがわかります。 では、行ってみましょう!
今回利用したチェンマイの薬局とアクセス
日本から持参した大切な定期内服薬の残りが少なくなってきたため、チェンマイにある地元の薬局へ足を運ぶことにしました。
実際に私が利用した店舗はこちらです。
FASCINO(ファシーノ ฟาสซิโน)について
1983年にバンコクのシリラート病院前で創業した小さな調剤薬局が始まりです。タイ国内で初めて薬局のフランチャイズ展開を導入したパイオニア企業でもあります。
40年以上の歴史の中で着実に規模を拡大し、現在はタイの主要都市を中心に全国100店舗以上を展開。薬やサプリメント、医療機器など1万点以上の豊富な品揃えと専門性の高い調剤データ共有システムを持つ、タイ最大級の調剤薬局チェーンとなっています。
公式サイトはこちら▶️FASCINO(ファシーノ ฟาสซิโน)

FASCINO(ファシーノ ฟาสซิโน)があるモール内の様子
こちらの店舗は、小さなショッピングモールの中にある平屋の建物です。 大きな魅力のひとつが、とても広々とした駐車場が完備されている点です。 チェンマイでの移動手段として車やバイクを使っている方でも、駐車スペースを気にすることなく、いつでも気軽に来店することができます。
パスポートで本部登録!タイ国内全店でデータが繋がる安心感
薬局のカウンターに到着し、事前にラム病院を受診した際にもらった「処方内容の用紙」をスタッフに見せました。 今回は、普段から服用している2種類のお薬を、それぞれ3ヶ月分まとめて注文することに。

ここでまず驚いたのが、タイの薬局の非常に進んだ受付システムです。
- 初回の受付時には、本部への登録として「パスポート」の提示を求められます。
- 一度この登録を済ませると、お店のデータベースに私の処方データがしっかりと保存されます。
- なんと、タイ国内にある同じ系列の全店舗で、このデータが共有される仕組みになっているのです。
これは、私たちのような海外移住者にとって大きな安心材料になります。 万が一、自分が飲んでいるお薬の名前を忘れてしまったり、用紙を無くしてしまったりしても、タイ国内の同系列の店舗であれば、どこでもデータを確認して同じお薬を出してもらうことができます。
バンコク中心で展開しているFASCINO(ファシーノ ฟาสซิโน)ですが、「チェンライに行っても使えますよ。」とアドバイスをいただきました。地方へ移住も、これで安心ですね!
スタッフ3人の見事な連携と日本と同レベルの安心感

今回、注文した2種類のお薬は、店舗内に在庫が揃っていないとのことでした。しかし、ここからのスタッフの方々の動きが本当に素晴らしく、感動の連続でした。
お店には3名のスタッフが常駐しており、それぞれの役割分担で見事な連携プレーを見せてくれたのです。
- メインで担当してくれた女性スタッフが、バンコクにあるシリラート病院や、近くの同店舗の在庫をテキパキと確認してくれました。
- 幸いにも近隣の店舗に在庫が見つかり、なんとその日のうちにこちらの店舗へ配送してもらえるよう手配してくれました。
- もう1種類のお薬は少し準備に日数がかかるとのことで、バンコクのシリラート病院からの配送を待っている状態です。スタッフの方は薬の使用期限もきちんと確認した上で手配してくれたので、到着まで安心して待つことができます。
お薬の到着を待っている間は、若い男性スタッフがメインで対応してくれました。 英語や翻訳アプリを器用に使いながら、「お待たせしてすみません」「あとどのくらいで届きますよ」と、常に笑顔で細やかに声をかけてくれます。
さらに、普段の通院状況や、毎日のお薬の内服状況についても、とても丁寧にヒアリングしてくれました。 お薬の正しい使い方の確認はもちろん、体調面に関するしっかりとした問診もあり、その対応の質は日本の丁寧な薬局と全く変わらないレベルです。 言葉の壁を全く感じさせないほど、親切で安心できる素晴らしいおもてなしでした。
LINE完結のやり取りと嬉しい割引サービス
お薬の配送を待つ間のコミュニケーションや、今後のやり取りのために、お店のLINE公式アカウントに登録することになりました。登録することで、何らかの割引が受けられるそうです。
このLINEを使ったシステムが、非常に利便性が高くて秀逸です。 ラム病院でもらった内服説明書の写真を送り、支払いのレシートをアップロードするだけで、お薬の準備状況のアップデートを随時メッセージで知らせてくれます。

こちらの薬局では自宅へのデリバリーサービスも行っています。 ただ、私にとっては毎日飲む非常に重要なお薬ですので、今回は取り寄せの準備が整い次第、自分で直接店舗まで受け取りに行く旨を伝えました。現在は、LINEでの入荷通知をワクワクしながら待機しているところです。
また、対応の途中でスタッフからお店の公式メンバーシップへの登録を案内されました。
後から公式サイトで調べてみると、全国の店舗やオンラインストアで「25バーツの購入ごとに1ポイント」が貯まるリワードシステム(350ポイントで25バーツ分の割引として利用可能)が導入されているとのこと。 お買い物でポイントが貯まり、それを処方薬の購入時にも割引として還元できるという文化は、日本にはないとても面白くてお得な仕組みだと感じました。
※お薬代が少しでも安くなるのは長期滞在者にとって本当にありがたいサービスです。
ラム病院の半額近く!気になる費用とリアルなお金の話
さて、皆さんが一番気になっているであろう「費用」について、リアルなお金の話をさせていただきます。
今回の薬局での3ヶ月分のお薬の購入額は、合計で5,703バーツ(約28,515円)でした。日本で処方される場合、医師の診察料を含め、2ヶ月分で約6000円でした。これは、健康保険料3割負担が効いているためです。
これ、実はものすごい驚きの手数料カットになっているのです。 以前、同じお薬を処方してもらうためにラム病院を受診した際にかかった費用は、なんと10,174バーツ(約50,870円)でした。
病院受診時と今回の薬局購入を比較すると、実質半額近くにお薬代を抑えることができたことになります。毎日の固定費となる内服薬の費用がここまで安くなるのは、チェンマイ生活において非常に大きなメリットです。
私は高額でしたので、Wiseのカードを使ってお支払いしました。少しタイバーツが足りなかったので、その場で円からバーツへ移動し、スムーズに購入できました。
高額な医療費や薬代の支払いには、海外手数料を格安に抑えられる国際ブランドのデビットカード「Wise」を持っておくと、大金を現金で持ち歩く必要がなくとても安心ですよ。

日本の「海外療養費制度」は利用できる?
ただし、ここで日本の公的医療保険を持っている方に向けた、重要な注意点があります。
今回の購入ルートは、病院での診療報酬ではなく「街の薬局での直接購入」となるため、日本の健康保険にある「海外療養費制度」の申請対象には含まれません。

そのため、何でも現地の薬局だけで済ませてしまうのではなく、日本に一時帰国した際の定期受診のタイミングとも上手く組み合わせながら、年間の医療費全体のバランスを自分自身でコントロールしていく必要があります。
とはいえ、病院の長い待ち時間をスキップでき、ここまでのホスピタリティと利便性、そして安さを兼ね備えている街の薬局は、総合的に見て「今後の移住生活において非常に利用価値が高い」という判断になりました。 自分の体調管理と費用のバランスを賢く見極めながら、これからもメインの調剤先として上手く活用していこうと思います。
まとめ
チェンマイの薬局で処方薬をまとめ買い!費用や注意点いかがでしたか?
この記事では、チェンマイの薬局で定期内服薬を3ヶ月分まとめ買いした、リアルな費用や便利なシステムについてお伝えしました。
私の現地でのリアルな体験が、あなたのタイ移住後の安心な医療ライフの参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。 今後もチェンマイ移住や旅行についてお話しします。
また次のブログで、お会いしましょう👋



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