*日本円換算は 1バーツ=約4.8円(2026年11月現在)の為替で計算しています。
皆さんこんにちは、タイ大好きちぃです。
先日チェンマイへ遊びに来てくれた友人の旅行アテンドをしました。その時一つの財布を作って、4人で旅行を楽しみました。
「どうやってお金のやりくりをしたの?」
「チェンマイで、どこで両替をしたらいいのかしら?」
あなたはそんな疑問を持たれたのではないでしょうか?
この記事を読めば、ストレスなくお会計ができる共通財布の運用法と、空港と街中のリアルな両替レート差、そして損をしないお金の準備方法がわかります。

では、行ってみましょう!
共通財布にしてよかった理由
気の置けない友人たちとのグループ旅行は本当に楽しいものですが、毎回の食事や移動のたびにお財布を出して、細かく割り勘を計算するのは意外と気を使う作業です。特に今回は、海外旅行にあまり慣れていない友人もいたため、「慣れない外貨の支払いで余計な不安やストレスを感じてほしくない」という思いが強くありました。
異国の地で慣れない紙幣や硬貨を数えながらレジ前で焦ったり、「ここは誰がいくら払ったっけ?」と後から記憶をたどったりするのは、想像以上に疲れてしまうものです。せっかくのチェンマイ滞在を心から楽しんでもらうためにも、お金まわりの負担はできる限り減らしたいと考え、私の方から「滞在中の支払いは共通財布にまとめて管理しない?」と提案しました。
出発前に「何を共通のお金から出し、何を各自で支払うのか」をあらかじめ確認して共有しておいたことで、滞在中の4泊5日、一度もお会計で気まずい思いや混乱をすることなく、全員が純粋にゆったりとした旅を楽しむことができました。
4人分の支払いをどうまとめるか
旅行の計画を立てている段階で、友人たちから「チェンマイをいろいろ案内してもらうんだから、滞在中の移動にかかる交通費は私たちが全額出すよ」という温かい気遣いの申し出がありました。長年一緒に働いてきた大切な仲間ならではの優しい配慮で、その気持ち自体は胸に染みるほど嬉しかったです。
ただ、FP2級を学んだ経験からも、お金のやり取りはあいまいにせず、最初からきっちり割り勘にしておくほうが気楽だと考えていました。そこで、「気持ちはすごく嬉しいけれど、現地費用はみんなで均等に割り勘にしよう。その代わり、支払いがスムーズになるように共通財布を作って、私がまとめて管理するね」と伝え、基本は4人全員で等しく分ける形にしました。
ただし、1バーツ単位まできっちり杓子定規に精算したわけではありません。滞在の後半で共通財布の残金が少し足りなくなった際、友人3人からそれぞれ500バーツずつ(計1,500バーツ)を追加で預かりました。そして最終日にすべての支払いを終えて計算したところ、手元に330バーツが残ったのです。
大人の友人旅行では、基本のルールを平等にしつつも、最後の端数は状況やお互いの感謝に合わせて心地よく収める「ゆるやかな着地」が、一番ストレスを残さないコツです。
この残った330バーツについて友人たちに話すと、「私たちの滞在中のお会計の管理も毎日のアテンドも全部やってくれたんだから、その端数はそのまま受け取って!」と笑顔で言ってくれました。
最初のルール決めできっちり平等な土台を作っていたからこそ、最後のお互いへの感謝の気持ちも自然にすんなりと受け取ることができ、誰もモヤモヤすることのない温かい精算になりました。
共通財布に入れた項目と入れなかった項目

共通財布をスムーズに運用するためには、「何を共通のお金から出し、何を各自で支払うのか」の線引きをあらかじめ決めておくことが大切です。ここが曖昧だと、支払いのたびに「これは共通から出していいのかな?」と迷ってしまうからです。
今回の旅では、以下のように項目を整理しました。
- 共通財布から支払ったもの
- 全員で乗った移動費(Grab(グラブ)、Bolt(ボルト)、ソンテウなど)
- 全員での食事代、カフェ代、飲み物代
- 寺院の拝観料
- 全員で受けたマッサージ代
- 各自(または友人同士)で支払ったもの
- 個人的に買うお土産代
- 日本からの航空券代、ホテル宿泊代(※こちらは友人3人側でまとめて手配・精算)
食事やカフェの際、人によって注文するメニューの価格やドリンクの種類に多少の差が出ます。ここを1円単位で厳密に追及するとかえって気疲れしてしまうため、「多少の飲食代の差額はお互い許容範囲にして、全部共通財布から払おうね」と事前に確認を取り合っておきました。この事前のひとことがあったおかげで、メニュー選びも気兼ねなく楽しむことができました。
「全員で一緒に体験・消費したもの」は多少の差があっても共通財布にし、「個人の手元に残るお土産」や「事前手配の航空券・ホテル代」は別にしておく。このシンプルなルールが一番迷いません。
実際の集金と運用の流れは以下の通りです。
- 初期資金の集金:初日に全員で集まったタイミングで、まずは1人あたり4,000バーツずつを集金(4人合計で16,000バーツ)。
- 支払いの管理:共通の支払いはすべて私が担当し、受け取ったレシートは専用のポーチにまとめて保管。
- 残高の確認と追加集金:滞在後半で残金が減ってきた段階で追加集金を実施。友人3人からはそれぞれ1,500バーツずつ、私の分は1,000バーツとして調整しました。
- 最終日の精算:最終日にすべての支払いを終えて残った330バーツは、滞在中のアテンドや事前の手配、空港往復を担ったお礼として友人たちから受け取り、全体の精算を完了としました。
大まかなルールを最初に共有し、細かすぎる端数にこだわりすぎないことで、最後まで誰も不満やストレスを感じることなく過ごせました。
旅行費精算シートの作り方と使い方
共通財布の現金をいくら集めて使ったとしても、記録があやふやでは最終的な精算が正確にできません。普段の家計管理はClaudeで作ったアプリを使っているのですが、今回の友人旅行用には、AIに相談しながらExcelで「旅行費精算.xlsx」というシートを新しく作成し、毎日の支出を記録・集計することにしました。
入力項目と集計の仕組み

この精算シートは、後から振り返ったときに誰が見てもお金の流れがわかるよう、必要な項目だけに絞ってシンプルに作りました。
シートの項目は、「日付」「カテゴリ」「支払先(内容)」「現地通貨額(バーツ)」「日本円換算」の基本項目に絞ると、入力の手間が少なく、集計のミスも防ぎやすくなります。
シートの基本的な仕組みは以下の通りです。
- カテゴリ分け:「交通費」「飲食費」「観光・入場料」「マッサージ」「その他」の5つに分類。滞在中に何に一番お金を使ったのかが自然と把握できるように整理しました。
- バーツから円への換算:シート上部に基準レート(今回は1バーツ=約4.8円)を入れるセルを作成。現地通貨(バーツ)を入力すると、自動で日本円の目安が算出されるように計算式を入れておきました。
- 1人あたりの自動計算:共通財布からの総支出を参加人数(4人)で割り、旅行全体でかかった合計額と、1人あたりの負担額がいつでも確認できるようにしています。
ブログに掲載しているシートの画像は、友人の名前など個人が特定できる部分だけを伏せていますが、数字や項目は今回の旅行で実際に入力・管理していたそのままの記録です。必要な情報だけがパッと目に入る作りにしたことで、現地での確認もスムーズに進めることができました。
現地での記入と最終日の精算

現地での入力作業は、日中の行動中ではなく、友人たちと別れて自分のコンドミニアムへ戻った夜や、翌朝のすきま時間に行っていました。観光や食事の最中にいちいち作業すると、せっかくの旅のテンポが崩れてしまうからです。また、夜遅くまで一緒に行動した日は無理に入力せず、翌日に2日分をまとめて記録するなど、負担にならないペースを意識しました。
日中は受け取ったレシートを専用のポーチにまとめて保管していました。また、移動で使ったBolt(ボルト)やGrab(グラブ)、ムーブミーなどの配車アプリは履歴に金額が残るため、現金で支払ったレシートのない項目(お賽銭や寺院の入場料、屋台での飲食など)も含め、スマートフォンのメモ帳に日付ごとの項目と金額を簡単に書き残しておきました。
実際の集計作業は、それらのレシートやメモの内容をシートに入力し、AIに読み込ませて計算してもらいました。これによって計算ミスを気にすることなく、短時間でスムーズに数字をまとめることができました。
Excelで作った「旅行費精算.xlsx」は、LINEグループで情報共有しました!

4泊5日の滞在中に4人全員で支出した現地費用の実績は、以下の通りです。
| カテゴリ | 金額(バーツ) | 日本円換算(約4.8円) | 主な内容 |
| 交通費 | 7,579 THB | 約36,379 円 | チャータータクシー、Bolt(ボルト)、Grab(グラブ)、ムーブミーなど |
| 飲食費 | 9,143.5 THB | 約43,889 円 | カフェ、北タイ料理、市場のローカルフードなど |
| 観光・寄付 | 2,432 THB | 約11,674 円 | 各種寺院の拝観料、ドイインタノン入場料、お賽銭など |
| マッサージ・お菓子 | 2,280 THB | 約10,944 円 | マッサージ、お茶受けのお菓子など |
| 合計 | 21,434.5 THB | 約102,886 円 | 4人全員の現地費用合計 |
| 1人あたり | 約5,359 THB | 約25,721 円 | 1人あたりの実質負担額 |
最終日にこの集計表を見せたところ、5日間の現地費用が1人あたり約2.6万円(約5,359バーツ)で収まり、友人たちも安心した様子でした。郊外へのタクシー移動や観光をしっかり楽しみ、北タイ料理やカフェ、マッサージも体験してこの金額感だったため、納得感のある着地になりました。

空港と街中で差が出た両替レート
タイ旅行において、旅行費用の総額と同じくらい手元の予算を左右するのが「日本円からタイバーツへの両替レート」です。到着した安心感から空港の窓口でまとまった金額を両替してしまいがちですが、両替する場所や選ぶ窓口によって、手元に残るタイバーツの金額にははっきりとした差が出ます。
今回の滞在中にも、空港に到着した直後と、街中の両替所、そしてショッピングモール内の窓口でレートを見比べてみました。
1万円で330バーツの差
チェンマイ空港の国内線到着ロビーを出た際、目の前にある両替カウンターの電光掲示板に目をやると、日本円(BUYING RATE)の欄には「1,800バーツ台」という数字が並んでいました。
その後、市内に移動してレートが良いことで知られる私設両替所「スーパーマネー(Super Money)」へ立ち寄ると、そちらの提示レートは1万円に対して「2,130バーツ」。

到着ロビー前の両替窓口と、街中のスーパーマネーを比較すると、同じ日本円の1万円を出しているにもかかわらず、手に入るタイバーツに「約330バーツ」もの開きがありました。
330バーツというと、当時のレート(1バーツ=約4.8円)で換算しておよそ1,500円以上の差になります。タイのローカル食堂であればカオソーイやガパオライスが4〜5杯食べられる金額ですし、タイ古式マッサージを1時間受けてもお釣りがくるほどの差額です。もし4人全員が旅費として数万円ずつ空港のその窓口で替えてしまっていたら、街中と比べて数千バーツ単位で目減りしていたことになります。

なお、滞在の途中でニマンヘミンの大型ショッピングモール「MAYA(メーヤー)」内の両替所でも追加両替を行いましたが、そちらは1万円あたり約2,080バーツ前後でした。スーパーマネーほどではないものの、空港の最も低い窓口と比べれば十分に実用的なレートでした。
【日本円1万円あたりの両替レート比較表】
| 両替場所 | 1万円あたりの受取額 | 日本円相当額(約4.8円換算) | スーパーマネーとの差 | 特徴・使い分け |
| 空港(国内線到着ロビー窓口) | 1,800 バーツ台 | 約8,640 円 | -330 バーツ (約1,584円の目減り) | 到着直後ですぐ現金が必要なとき用。 初日の移動費(5,000円程度)のみ推奨。 |
| MAYA(ショッピングモール内) | 約2,080 バーツ | 約9,984 円 | -50 バーツ (約240円の差) | ニマンヘミン観光や買い物ついでに便利。 空港より格段に良く、実用的な水準。 |
| スーパーマネー(街中の有名両替所) | 2,130 バーツ | 約10,224 円 | 基準(最良レート) | 今回の旅で最もお得だった場所。 まとまった旅費の両替に最適。 |
チェンマイ空港内でも、場所によっては為替レートが変わってきます。

両替で損しにくくする考え方
両替所によってこれほどレートが違う理由は、提示されているレートの中に、それぞれのお店の「手数料(スプレッド)」が含まれているからです。
空港の到着ロビーにある窓口は、高いテナント料や運営コストがかかる上、「到着してすぐに現金が必要な旅行者」を主な対象としているため、どうしても手数料が広めに設定されがちです。一方で、街中のスーパーマネーのような独立系の両替所は、薄利多売で運営しているため実勢レートに非常に近い数字を提示してくれます。
だからといって、「空港の両替は絶対に避けるべき」というわけではありません。深夜に到着して街中の店舗が開いていない時間帯や、ホテルまでのタクシー代、最初の飲み物代など、到着直後にどうしても現金が必要になる場面はあるからです。
損を最小限に抑える現実的な方法は、「空港では到着当日に必要な最低限(5,000円〜1万円程度)だけを両替し、残りのまとまったお金は翌日以降に街中のレートが良い両替所で替える」という使い分けです。
記載のレートは訪問当時の実体験に基づくもので、日々の変動や結果を保証するものではありません。なお、パスポートの持参を忘れずに!

私自身、普段のチェンマイ生活では現金の両替レートに悩まされることはほとんどありません。日々の買い物やアプリ決済はWiseのデビットカードをメインに使っているためです。ただ、旅行者の状況によっては「あえて空港の窓口で替えてしまう」ほうが合理的なケースもあります。
Wiseを準備しておく選択肢

海外旅行で「現金が足りなくなったらどうしよう」「どこで両替するのが一番お得なんだろう」と悩み続けるのは、貴重な旅の時間を奪ってしまう原因にもなります。そこで、現金をたくさん持ち歩くスタイルに代わる現代的な選択肢として知っておいてほしいのが、マルチカレンシー対応の「Wiseデビットカード」です。
現金派の方にも持っておいてほしい理由
私自身、チェンマイでの日常の買い物や交通アプリの決済、オンラインでの支払いに至るまで、Wiseのデビットカードを日々のメインカードとしてフル活用しています。
Wiseの最大のメリットは、銀行や空港の両替カウンターのような不透明な上乗せ手数料がなく、Googleなどで検索して表示される「実際の為替レート(ミッドマーケットレート)」で極めて安価な手数料で両替・決済ができる点です。スマートフォンのアプリ上で日本円からタイバーツへ瞬時に両替でき、その時点の明確な手数料が画面にすべて表示されるため、お金の管理において非常に高い透明性と安心感があります。
「私は海外旅行では現金派だからカードは使わない」という方であっても、万が一の備えのサブカードとしてWiseを1枚お財布に忍ばせておくことを強くおすすめします。
旅行中に予期せぬ出費が重なって共通財布の現金が底をつきそうになったり、手持ちの日本円が足りなくなったりした場合でも、Wiseのデビットカードがあれば現地の主要なATMから直接タイバーツの現金を引き出すことができます。 (※ATMでの引き出し手数料や月間の無料枠などの適用条件は変更されることがあるため、渡航前に必ずWise公式サイトにて最新の規定をご確認ください)
また、チェンマイでの移動に欠かせないGrab(グラブ)やBolt(ボルト)といった配車アプリにWiseカードを登録しておけば、車内での現金の受け渡しやお釣りのやり取りが一切不要になり、降車も非常にスムーズになります。

Wiseが向いている人・現金が向いている人

非常に便利なWiseデビットカードですが、旅のスタイルや個人の好みによっては向き不向きがあります。メリットだけでなく注意点も理解した上で、自分たちに合った方法を選ぶことが大切です。
- Wiseの利用が向いている人
- 大金を持ち歩く盗難・紛失リスクを減らしたい人
- 空港や街中の両替所に並んでレートを比較する手間を省きたい人
- Grab(グラブ)などの配車アプリやキャッシュレス決済をスムーズに使いたい人
- 実際の為替レートに近い、透明性の高い手数料で決済したい人
- Wiseが向いていない人(現金管理が向いている人)
- ナイトマーケットの屋台やローカル市場など、現金しか使えない場所を中心に楽しみたい人
- 出発前にオンラインで本人確認をしてカードを発行する手続き(数日から1〜2週間程度)が面倒に感じる人
- 手元にある紙幣や硬貨を目で見ながら、残金を直感的に把握したい人
現地ですべてをカード決済に頼り切るのは、ローカルなお店や市場が多いタイでは現実的ではありません。しかし、「基本の大きな移動やカード対応店舗はWiseでスマートに決済し、屋台やローカル店、寺院の拝観料などは共通財布の現金で支払う」というハイブリッドな使い方をすると、両替の手間も現金を紛失するリスクも最小限に抑えられます。
日本を出発する前にカードを準備しておくと、現地に到着してから両替所のレートの看板を見比べて迷う時間がぐっと減り、観光や食事を純粋に楽しむ余裕が生まれます。
Wise公式サイトはこちら

いかがでしたか?
この記事では、チェンマイ友人旅行で役立った共通財布のリアルな運用法と精算シートの実績、そして空港と街中で大きく差が出た両替レートの体験をお伝えしました。
私の体験が、あなたのチェンマイ旅行のお金にまつわる不安を解消し、心地よく旅を楽しむための参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。 今後もチェンマイ移住やタイ旅行についてお話しします。
また次のブログで、お会いしましょう👋


