*日本円換算は 1バーツ=約5円、10,000ラオスキープ=約70円(2026年6月現在)、旅行時の為替で計算しています
皆さんこんにちは、旅行大好きちぃです。
先月ルアンパバーンへ旅行した時、転んで怪我をしたので、破傷風トキソイドの予防接種を行いました。一人旅でしたので不安に感じつつ、色々調べながら対応しました。
「ラオス一人旅で怪我をしてしまったらどうしよう」
「現地での急なトラブルや医療費の請求手順、その後のケアについて詳しく知りたい」
と、あなたも感じませんか?
この記事を読めば、ラオス旅行中の体調の変化をチェンマイ帰国後に改善させた経緯、現地薬局の活用法、そして海外旅行保険AXA Thailand(アクサタイ)の具体的な請求プロセスがわかります。

【⚠️重要⚠️】
本記事では、元医療従事者である私の知識と経験に基づき、自身の判断でセルフケアを行ったプロセスを記録しています。しかし、怪我や痛みの程度、体調には個人差があります。もし旅先や帰国後に少しでも不安を感じたり、症状が改善しなかったりする場合は、決して無理をせず、速やかに現地の医療機関を受診してください。
行ってみましょう!
チェンマイ帰国直後に両足の激痛!過酷な移動が招いた「肉離れ」
脱水が引き起こしたこむら返りと肉離れ疑惑…元看護師の冷静な自己判断
実は、急激に動けなくなったわけではなく、ルアンパバーン滞在中から何度も足がつる症状を繰り返していました。ジワジワと進む時間差のプロセスのせいで、最初は体の中で変化が起きていると感じつつも、『ちょっと酷い足のつりの延長だろう』と少し油断をしていたのです。
しかし、チェンマイの自宅に戻ったタイミングでいよいよ両足に本格的な激痛が走ったときは『流石にまずいかも‼︎』と強い危機感を抱きました。一歩も歩けないほどの尋常ではない痛みを前に、私は看護師としての視点に立ち返って冷静に自分の足を観察しました。ただの筋肉痛や一時的な痙攣(こむら返り)にしては痛みの質が違いすぎます。ふくらはぎがほぼ左右差なく強く張っています。
過酷な移動による激しい脱水と電解質不足、そして過度な筋肉の収縮が重なった結果、これは単なる疲れではなく、筋肉の線維が細かく傷ついてしまう肉離れの段階にまで深刻化しているのだと、自身の臨床経験と検索結果から正しく自己判断することができました。
足のつり(腓返り)をただの筋肉痛と侮るべきではありません。激しい収縮によって筋肉の繊維が微細に断裂し、いわゆる「肉離れ」に近い状態を引き起こすことがあります。元看護師としての経験から、今回の痛みの原因が脱水・夜間の急激な筋肉の痙攣・転倒時の不自然な負荷のトリプルパンチによるものだと自己分析しました。
DVT(深部静脈血栓症)の懸念をSpO2(酸素飽和度98%)でクリアにするまで
もうひとつ頭をよぎった懸念が、エコノミークラス症候群としても知られるDVT(深部静脈血栓症)です。ルアンパバーンからの移動では、長時間のガタガタ道を進むバンや満席の列車に揺られ、同じ姿勢を強いられ続けました。
下肢の激しい痛みや腫れがある場合、血栓が肺に飛ぶリスクを評価する必要があります。 手元にあったパルスオキシメーターでSpO2(経皮的酸素飽和度)を測定したところ、結果は98%と極めて正常値。呼吸困難感や局所の異常な熱感もないことを確認し、血栓症の可能性を一旦除外して筋肉のケアに集中することに決めました。
持病があるので、パルスオキシメーターだけでなく血圧計や体温計をチェンマイでも用意しています。


自宅で即座に実践したセルフケアの基本「RICE処置」
安静・冷却・圧迫・下肢挙上で、1日半で歩行可能にするまでのプロセス
痛みの原因を特定した後は、すぐさま自宅でのセルフケアに移行しました。医療の現場でも鉄則とされるRICE(ライス)処置を徹底的に実践します。

【RICE処置の解説】
- Rest(安静): 無理に歩き回らず、室内でも極力足を休める状態を維持します。
- Ice(冷却): 炎症を起こして熱を持っているふくらはぎ周辺を、アイスパックで的確に冷やします。
- Compression(圧迫): 筋肉の無駄な揺れと腫れを防ぐため、包帯で適度に圧迫します。
- Elevation(挙上): 寝る際は足の下にクッションを敷き、心臓より高い位置をキープして浮腫を防ぎます。
この基本に忠実な処置を徹底した結果、激痛が走ってからわずか1日半という驚異的なスピードで、日常生活を送れるレベルまで歩行機能を回復させることができました。
弾性包帯を手に入れろ!チェンマイの大手薬局2社を徹底比較
RICE処置を行う上で不可欠だった弾性包帯(バンテージ)を調達するため、チェンマイにある2大メジャー薬局を比較・活用しました。
【Boots(ブーツ)】手軽な店頭購入のメリットと使い勝手
タイの至る所で見かけるBoots(ブーツ)は、旅行者にとって最も敷居が低く、アクセスしやすい薬局です。
店頭に足を運べば、衛生用品コーナーに多種多様なサポーターや弾性包帯が並んでいます。英語の表記もしっかりしており、実際に製品のサイズ感や質感を確かめながら手軽に購入できる点が大きなメリットです。
【Fascino(ファシーノ)】公式LINE経由での問い合わせとスピード感
一方、ローカルな医療消耗品や医薬品の品揃えに定評があるのがFascino(ファシーノ)です。公式LINEから問い合わせを行い、ネット上でQRコード決済を行いgrabデリバリーで配達していただきました。スピード感とコンドから一歩も出なくても手元に届く利便性が、心強かったです。


今回は足の痛みで外出を最小限に抑えたかったため、Fascinoの公式LINEアカウントを通じて、求めている医療用弾性包帯の在庫があるかを事前にメッセージで問い合わせました。タイ語ができなくても、英語や翻訳機を使った文章で十分にコミュニケーションが可能です。すぐに的確な返信と在庫の有無を教えてくれるスピード感は、チェンマイに長期滞在・生活する上で非常に心強い味方となります。

私のお気に入りの包帯:エラスコット
チェンマイの薬局で買った弾性包帯も大活躍してくれましたが、激痛に耐えながらあぁ、日本からあの使い慣れた包帯を持ってくればよかった……と激しく後悔しました。
実は看護師時代、患者さんのケアで一番使い勝手が良くてよくおすすめしていたのが、アルケア社のエラスコットという弾性包帯なんです。抜群の圧迫力と扱いやすさがある名品なのですが、さすがにタイの現地薬局では見つけられませんでした。
今回の苦い経験から、次回の旅には絶対に2本忍ばせておこうと心に決めています。私が愛用しているサイズや詳細は、こちらの楽天ROOMにまとめています。
【海外でのリアル】AXA Thailand(アクサタイ)の保険請求プロセス
ルアンパバーンでの救急外来費用は請求できる?必要書類と手続きの実際
ルアンパバーンで転倒した翌朝、破傷風感染を防ぐために現地のPhakan Acrocavet Clinic(パカン・アクロカベット・クリニック)へ駆け込み、1回目の破傷風トキソイドワクチンを接種しました。この時の医療費は170,000キープ(約1,190円)。
私は今回のラオス旅行にあたり、3日間の契約でAXA Thailand(アクサタイ)の海外旅行保険に加入していました。タイ滞在中にオンラインでサクッと契約でき、隣国のラオス旅行もしっかりカバーしてくれるため、チェンマイを拠点にする私にとって一番利便性が高かったからです。

現地で支払った領収書(Tax Invoice)や医師の診断レポート(Medical Report)は、保険請求に絶対に不可欠です!私はクリニックでこれらを確実に受け取り、チェンマイの自宅に戻ってからAXA Thailand(アクサタイ)のオンラインポータル(AXA Claim Submission Portal)を通じてクレーム申請を行いました。
申請からしばらくして、アクサタイの担当部門からClaim Settlement Schedule【保険金支払スケジュール】という正式な承認メールを受信しました。

メールに添付された明細によると、ラオスキープで支払った「170,000.00 KIP」が、タイバーツ換算で「251.70 THB(約1,258.5円)」として全額承認され、指定口座へ15営業日以内に振り込まれる旨が明記されていました。手続きはすべてオンラインで完結し、非常にスムーズでした。
タイの現地医療保険をスムーズに利用するための実践アドバイス
海外旅行保険を利用する際、クレジットカードに自動付帯している保険(エポスカードなど)に頼るケースも多いですよね。また、タイ長期滞在者のなかには現地の民間医療保険に加入している方もたくさんいます。
しかし、今回のラオス旅行で私が選んだのは、現地で手軽にスポット加入できるAXA Thailand(アクサタイ)の海外旅行保険でした。
なぜ私がクレカ付帯や現地の民間保険を使わなかったのか、疑問に思う方もいるかもしれません。実は私は日本の国民健康保険(国保)に加入しており、さらにエポスプラチナカードの強力な自動付帯保険も持っています。しかし、今回のラオス旅の時点で日本を出国してからすでに90日以上が経過していたのです。多くのクレカ付帯保険は「出国から90日間」が補償の限界。また、タイ現地の民間医療保険は「タイ国内での治療」のみをカバーするものが大半で、隣国への旅行までは守ってくれません。
タイを拠点に近隣国へ数日間だけ飛ぶ今回は、オンラインで数十バーツからサクッとスポット契約できるAXA Thailand(アクサタイ)がベストな選択肢であり、極めてスマートなリスク管理だったのです。
【ポイント】 「英語でのやり取りが不安……」という方も心配いりません。請求手続きはすべてオンラインポータルで完結し、基本的には定型フォームの入力と必要書類のアップロードだけで済むため、過度に恐れる必要はありません。
今後も保険のあり方を、引き続き考えていこうと思います。
【元看護師・FP資格を持つ私のリアルなリスク管理法】
今回の90日を超えた旅では対象外でしたが、普段の短期(90日以内)の海外旅行において、私はエポスカードをメインの安全策として携行しています。
私はFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持っていますが、プロとして活動しているわけではありません。ただ、「自分自身の旅のリスク管理」にその知識をフル活用しています。
そんな私の視点から、これからエポスカードを検討される方へお伝えしたいのが、カードのグレードによる「付帯条件」の違いです。
現在、エポスカードの通常の一般カード(ノーマル)やゴールドカードは、旅行代金の支払いが条件となる「利用付帯」となっています。ですが、私が愛用している「プラチナカード」になると、カードを持っているだけで保険が適用される頼もしい「自動付帯」が維持されています。
旅行代金をエポスカードで支払う予定がある方なら、年会費無料の一般カードやゴールドでも十分に旅の強い味方になってくれます。もし私のように「持っているだけで二重の安心(自動付帯)が欲しい」という場合は、将来的にプラチナを目指してみるのも賢い選択です。
ご自身の旅のスタイルに合わせて、出発前にぜひチェックしてみてくださいね。
ラオスでのハプニングをチェンマイで完結!2回目の破傷風ワクチン接種
ルアンパバーンでの接種レポートを携えてチェンマイの医療機関へ
破傷風の予防ワクチンは、1回打てば終わりではありません。私たち50代は、子供の頃の予防接種の項目には破傷風トキソイドが含まれていないタイミングを過ごしていた可能性があります。そのため、新たに確実な免疫力を得るため、3回接種が勧められています。
私はラオスのクリニックで発行してもらった『1回目接種済み』の英語のメディカルレポートを大切に保管し、それを持ってチェンマイの信頼できるチェンマイラム病院へと向かいました。
以前受診したことがあるため、勝手がよく分かっていました。そのためHPから受診の予約をして、その後スムーズに受診ができました。おかげで、無事に2回目の接種も完了しました。
ここでかかった費用は、全部で919バーツ(約4,595円)でした。

2回目ワクチン接種後に気を付けることとは?
破傷風トキソイドの2回目接種を終えた後は、体調管理のために以下の点に注意して過ごしましょう。

- 局所の反応に注意: 接種部位の腫れや痛みは、1回目よりも強く出やすい傾向があります。もし痛む場合は、冷やすと楽になります。
- 全身症状の可能性: 体のだるさ(倦怠感)や、軽度の発熱がみられることがあります。
- 当日の行動制限: 接種当日の激しい運動や飲酒は、血液循環が良くなりすぎて副反応を強める恐れがあるため控えてください。
- 入浴時の注意: 当日の入浴は問題ありませんが、注射した部位をゴシゴシとこすらないように注意しましょう。
- 医療機関への受診目安: 万が一、高熱が出たり、腫れが腕全体に広がったり、アレルギー症状(蕁麻疹や息苦しさなど)が現れた場合は、すぐに受診してください。
- 3回目のスケジュール確認: 破傷風の基礎免疫を完全に獲得するには、通常は計3回の接種が必要です。次回(3回目)の適切な接種時期について、必ずクリニックで確認しておきましょう。
スケジュール通りに2回目を完了!忘れてはならない大人の体調管理
当初は、この2回目の費用もAXA Thailand(アクサタイ)の「Follow-up Medical Expenses(継続治療費)特約」でカバーできないかと考え、英文メールで問い合わせを行いました。しかし返信による回答は、「この継続治療特約は、タイ入国後(帰国後)14日以内に行われた治療に限定される」というルールがあることが判明しました。

実際にAXA Thailand(アクサタイ)から届いた返信メール
私のケースでは、ラオスからの帰国からすでに14日を超過していたため、残念ながら特約の対象外となり、2回目は自費での接種となりました。
保険が適用されなかったのは残念ですが、それよりも「決められたスケジュール通りにワクチンを打ち切る」ことの方が、大人のリスク管理・体調管理として遥かに重要です。数千円の自費負担にはなりましたが、これで破傷風への感染リスクを完全にシャットアウトでき、一件落着となりました。なお、以前に受診した分の医療費と共に、日本に帰国した際、国民健康保険の「海外療養費制度」を使って申請を行う予定です。
📌 まとめ:今回の旅で学んだ「海外保険」3つの要点
- 日本のクレカ保険は「出国から90日」が限界 長期滞在中の隣国ミニトリップでは、期限切れのリスクがあります。
- タイの現地保険は「タイ国内限定」が大半 ラオスなどの国外旅行はカバーされないため、AXA Thailandでのスポット加入が確実でスマートです。
- 「帰国後14日以内」のルールに注意! 現地で受けた治療の続き(2回目のワクチンなど)を保険でカバーする場合、タイ入国後14日を過ぎると自費になる規約があります。
いかがでしたか?
この記事ではラオス一人旅の怪我から始まったハプニングを、チェンマイでの迅速なRICE処置、現地薬局での消耗品調達、アクサタイへの保険金請求、そして2回目の破傷風ワクチン接種によって完璧にリカバリーした体験をお伝えしました。
私の体験が、あなたのチェンマイ移住や東南アジア旅行の参考になれば嬉しいです。今後も役立つ情報を発信していきますね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また次のブログで、お会いしましょう👋



コメント