*日本円換算は 1リンギット = 約39円(2026年8月現在)の為替で計算しています。
皆さんこんにちは、タイ大好きちぃです。
先月一時帰国の際に、トランジット目的でクアラルンプールを訪れました。初めてのマレーシア、弾丸2泊3日の旅を満喫しました。
クアラルンプールでの短期滞在では、現金はどのくらい必要なのか、現地での支払い事情が気になっていませんか?
私の今回の滞在費用は、ズバリ約23,097円でした。予算として、どう思いますか?
この記事を読めば、クアラルンプールのリアルなキャッシュレス事情から、おすすめのお土産、実際にかかった滞在費用までがわかります。

では、行ってみましょう!
トランジット滞在で気になるクアラルンプールのお金事情
マレーシアの首都クアラルンプール。トランジットの短い滞在時間でも、食事や移動、ちょっとしたお買い物でお金は必ず動きます。今回は、現地でのリアルなお金事情をお伝えします。
支払い方法の種類
クアラルンプールでの主な支払い方法は、クレジットカード、現金、そしてQRコード決済の3つに大きく分けられます。日本と同じように多様な決済手段が用意されていますが、場所によって使えるものが異なるため、それぞれの特徴を把握しておくことが大切です。
ホテルのデポジットや小さな買い物には少額の現金が必要
すべてカードで決済できるかと思いきや、現金が全くないと困る場面も多々あります。
今回のクアラルンプール滞在中で、私が実際に現金を必要としたのは以下の場面でした。
・ホテルのデポジット(預り金)
・セブンイレブンでの少額の買い物
・MRT(地下鉄)の運賃支払い
・ローカルなナシパダンのレストラン
・マーケットでの石鹸購入
タイでは、小さな屋台でも旅行者が使えるQRコード決済が普及してきています。一方、マレーシアもキャッシュレス大国ではありますが、ローカルな食堂やマーケットの小さな個人店が導入しているQR決済は、「現地の人向けのアプリ」であることが多く、日本人旅行者は実質使えないということがよくあります。そのため、タイと比較すると、旅行者はどうしても現金支払いが必要になる場面が多い印象を受けました。
現金を持ち歩く際、特に意識しておきたいのが「小銭や少額紙幣」の準備ですね!

たとえばセブンイレブンで飲み物を買うとき、高額紙幣を出すとお釣りがないと断られてしまうことがあります。MRTの券売機を利用する時や、ローカルな食堂での支払いでも細かいお金が重宝します。大きなお店で買い物した際などに、意識してお札を崩しておくのが安心です。
基本はカード決済でOK!キャッシュレスの進み具合
クアラルンプールの中心部では、クレジットカード(特にVisaやMastercardのタッチ決済)の普及率が非常に高く、感覚的には8〜9割の場所で利用可能です。
ショッピングモール(Suria KLCCなど)での買い物はもちろん、Grabなどの配車アプリ、コンビニ、スーパー、チェーン系のカフェやレストランでは、当たり前のようにカード決済が導入されています。財布を出さずにスマホやカードをかざすだけで支払いが完了するお店がほとんどです。

交通機関もキャッシュレス化が進んでいます。今回、私はMRT(地下鉄)に乗る際、現金でトークン(切符代わりのコイン)を購入しました。ですが、現在のクアラルンプールでは改札にクレジットカードを直接タッチして乗車することも可能です。 クアラルンプールでは券売機に並ばずに済む『タッチ決済対応のカード』が、メインの支払い手段になります。
そこでおすすめしたいのが、海外旅行の強い味方となるWise(ワイズ)のデビットカードです。

一般的なクレジットカードを海外で使うと約2%前後の海外事務手数料が上乗せされてしまいます。しかしWiseなら、アプリ上でリアルタイムの有利なレートを使って両替や資金管理ができ、無駄な手数料をグッと抑えられます。
トランジットのような短期間の滞在でも、チリツモとなる見えない手数料の節約は後々大きな差になってきます。現地の支払い用として1枚持っておくと本当に重宝しますよ。
Wise公式サイトを貼っておきます。詳しくは、こちらをご覧ください。
現金入手方法
実は海外旅行やトランジットの際、両替所に並ぶよりも、空港や街中のATMでクレジットカードを使ってキャッシングをするのが手軽で一般的なんです。利息を数日分払ってすぐに繰り上げ返済をすれば、両替所の手数料よりも安く済むことが多いため、旅慣れた人の間では定番の方法となっています。
そこで私も空港に着いてすぐ現金を下ろそうとしたのですが……ここで大きな失敗をしてしまいました。
事前に「Maybank(メイバンク)」のATMが現地手数料無料で一番良いと調べていたのに、空港のMaybankのATMには利用客の列ができていました。「並ぶのは面倒だな」と思い、つい空いていた別の「Euronet」というATMを使ってしまったんです。
その時の実際のレシートがこちらです。

後からレシートを見て青ざめました。150リンギットを引き出しただけなのに、18リンギット(約12%)もの高いATM利用料が引かれていたのです。
さらに、両替レートもATM側が設定した非常に割高なレート(1リンギット=約44.4円)で勝手に計算されていました。結果的に、本来の相場よりずっと高い7,464円も引き落とされてしまう痛い失敗をしました。
では、どの銀行を選ぶのが正解だったのでしょうか? クアラルンプールでキャッシングをする際は、必ずMaybankやCIMBといった、現地の主要銀行のATMを選んでください。これらの主要銀行ATMなら、マレーシア側でのATM利用手数料はかかりません。
もしATMの画面で「日本円で決済しますか?(Continue with Conversion)」と聞かれたら、絶対に「現地通貨で決済する(Continue without Conversion)」を選んでください。これが無駄な手数料を払わないための鉄則です!
余った現金は、空港で日本円に再両替しないのがおすすめです。往復の手数料で大きく目減りしてしまいます。 マレーシアは物価が比較的安定しており、急激に通貨の価値が下がる心配は少ないため、次回の東南アジア旅に向けてそのまま手元に残しておくのも一つの手ですよ。
私は次回の旅行用に残しています。

QRコード決済と注目の「Moreta Pay(モルタペイ)」
マレーシアでは「DuitNow」などのQR決済が普及していますが、現地の銀行口座が必要なため、外国人旅行者が使うにはハードルが高いのが現状です。タイのように旅行者向けのQR決済が手軽に使えない場面も多くあります。
そこで今、現地口座がなくてもローカルQR決済が使える画期的なアプリとして注目されているのが「Moreta Pay(モルタペイ)」です。
日本のクレカなどからチャージでき、現地の人と同じようにQRコードを読み取って決済できるため、現金やATMの手間を大きく減らせます。
タイでは普段のQR決済で快適に過ごせていますが、今後はマレーシアなどタイ以外の国へ行く際にもローカルな支払いで困らないよう、このMoreta Payのアカウントを作って使えるように準備していきたいなと考えています。
実際に見つけたおすすめのお土産屋さん
クアラルンプールには、魅力的なお土産スポットがたくさんあります。
おすすめのお土産屋
お土産探しで歩き回ったのは、主にセントラルマーケット、ペタリン通り、そしてムルデカ広場周辺です。
特にペタリン通り(チャイナタウン)は活気があり、歩いているだけで現地の熱気を感じられます。また、ムルデカ広場の目の前に建つ「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧連邦事務局ビル)」など、美しい街並みを眺めながらのんびりと散策するのもとても心地よかったです。
お土産探しでおすすめなのが、このスルタン・アブドゥル・サマド・ビルです。 ピンクがかったレンガ造りの建物内はとても綺麗で整っており、バティック雑貨やコスメなど、女性ウケするおしゃれで可愛いアイテムがたくさん並んでいました。

涼しい空間で落ち着いてお買い物ができるのも嬉しいポイントです。


実際に購入したもの:ナマコ石鹸・カヤジャム・コピ
今回私が自分用に選んだのは、マレーシアのローカル感あふれる定番アイテムたちです。


【ナマコ石鹸について】
ランカウイ島発祥で、強い再生能力を持つナマコの成分(コラーゲンやサポニンなど)を配合した石鹸です。保湿力が高く、しっとりとした柔らかな使い心地が特徴です。マレーシアの伝統的なろうけつ染め「バティック」の布でひとつずつ包まれているものが多く、見た目も抜群に可愛いので、女性へのお土産にぴったりです。

写真の中央にある緑色の小瓶が「カヤジャム」です。ペタリン通り近くにある「何九海南茶店(Ho Kow Hainam Kopitiam)」というお店のものを買いました。

【カヤジャムについて】
ココナッツミルクと卵、砂糖、パンダンリーフを煮詰めて作られる定番ジャムです。
おうちで楽しむカヤトーストの食べ方 カリカリに薄く焼いたトーストにカヤジャムをたっぷり塗り、スライスした冷たい有塩バターを挟むだけで、現地風のカヤトーストが完成します。お好みで半熟卵に醤油を少し垂らし、トーストをディップしながら食べるのがローカル流の本格的な楽しみ方です。
滞在中の朝食で食べたカヤトーストを日本の自宅でも楽しみたくて選びました。

【コピ(南洋珈琲)について】
マレーシアのローカルカフェ(コピティアム)で親しまれている伝統的なコーヒーです。焙煎時にバターや砂糖などを加えて香ばしさを引き出すのが特徴で、現地ではコンデンスミルク(練乳)をたっぷり入れた甘いスタイルで飲むのが定番です。
好みの味に調整する楽しみ方 市販品には最初から砂糖やミルクが入ったもののほか、「Kosong(コソン=無糖)」と呼ばれるブラックタイプもあります。無糖タイプを選べば、ブラックのまま独特の香ばしさを味わうのはもちろん、自宅で練乳や砂糖を加えて自分好みの甘さにアレンジして楽しむこともできます。
今回私が購入したのも「NO SUGAR(無糖)」と書かれたコピなので、自宅に帰ってから色々と味わい方を試してみようと思います。

その他のおすすめクアラルンプール土産 今回私は購入しませんでしたが、マレーシアには他にも定番の魅力的なお土産がたくさんあります。荷物に余裕がある方は、ぜひ以下もチェックしてみてください。
・BOHティー(紅茶):マレーシア最大の紅茶ブランド。スーパーで手軽に買えて香りも良く、バラマキ土産にぴったりです。
・ベリーズ(Beryl’s)のチョコレート:マレーシア発の有名チョコレート。特にティラミスチョコが人気です。
・なまこクリーム・バーム:石鹸と同じくナマコ成分配合で、肌荒れや保湿などに使える万能クリームです。
セブンイレブン比較:日本・タイ・マレーシアの違い

東南アジアを旅していると、各国のセブンイレブンの違いを見るのが密かな楽しみになっています。今回のトランジット滞在中にも、クアラルンプールのセブンイレブンへ2回ほど足を運んでみました。
マレーシアのセブンイレブンの印象
そこで驚いたのが、店内の雰囲気と接客です。
商品の陳列は少し乱雑で、どこか田舎町の商店を連想させるようなローカル感がありました。さらに、レジの店員さんは自分のスマートフォンで電話をしながら、片手で私の会計を済ませたのです。
タイのセブンイレブンでは店員さんがテキパキと働いており、このような接客を見たことがなかったので少し戸惑いました。
気になって調べてみると、マレーシアは日本やタイのコンビニほどマニュアル化された厳しい接客指導がないことが多く、ローカルな店舗ではこうした「ゆるい(カジュアルな)接客」が比較的よく見られるそうです。もちろん都心部の新しい店舗や別のコンビニチェーン(現在マレーシアではファミリーマートが人気です)ではしっかりとした接客が受けられますが、昔ながらの店舗ではこのおおらかさもマレーシアの日常風景の一部のようです。
コンビニ3カ国比較表とおすすめの利用法
日本・タイ・マレーシアのコンビニ事情を比較してみました。
| 項目 | 日本 | タイ | マレーシア(ローカル店舗) |
| 接客スタイル | マニュアル化され丁寧 | 比較的丁寧・テキパキ | 非常にカジュアル・自由 |
| 店内の雰囲気 | 清潔で整然としている | 商品が豊富で活気がある | 乱雑なこともあり商店風 |
| 強み・特徴 | お弁当や惣菜の質が最高 | ホットスナック(ホットサンド等) | スナック菓子と飲料が中心 |
| 主な支払い方法 | クレカ・電子マネー全般 | 現金・PromptPay・クレカ | 現金・TNG等ローカル電子マネー |
この違いを踏まえると、マレーシアのセブンイレブンに日本やタイのような「美味しい食事(お弁当やホットスナック)」を期待して行くのは少し違うかもしれません。
マレーシアでのセブンイレブンの賢い利用法は、「歩き疲れた時の水分補給」や「ちょっとしたローカルお菓子の調達」、または「急な日用品の買い出し」と割り切って利用するのが一番良さそうです。
クレカや高額紙幣は断られる?マレーシアのコンビニ支払い事情
コンビニでの支払い事情も、タイや日本とは異なります。
マレーシアのセブンイレブンで少額の買い物をしようとすると、クレジットカードの利用を断られたり、一定額以上の購入が必要と言われることがあります。
また、現金払いでも注意が必要です。50リンギットや100リンギットといった高額紙幣を出すと、「お釣りがない」とあっさり受け取りを拒否されることが珍しくありません。
マレーシアのコンビニを利用する際は、1リンギット、5リンギット、10リンギットといった細かい紙幣を常に財布に用意しておくのが鉄則です。現地の人は「Touch ‘n Go eWallet」などの電子マネーで少額決済を済ませていますが、旅行者の場合はやはり小額紙幣が一番頼りになります。
セブンイレブンでのおすすめ商品

今回、私が実際にセブンイレブンで購入したのは飲み物だけでした。水1本(2リンギット 約78円)と一緒に選んだのが、マレーシアで定番のスポーツドリンク「100PLUS(ハンドレッドプラス)」(3.5リンギット 約136.5円)です。
暑い中を歩き回ってすっかり疲れていた体には、このポカリスエットによく似た風味と爽やかな微炭酸がスーッと染み渡り、しっかり回復できました。

後から調べてみたところ、この「100PLUS」はマレーシアの国民的飲料とも言えるほどメジャーな微炭酸スポーツドリンクだそうです。熱中症対策としての水分補給にぴったりなので、旅行中の暑い街歩きのお供として手にとってみるのをおすすめします。

その他にも、マレーシアのコンビニで買えるおすすめ商品には以下のようなものがあります。
・Maggi(マギー)のカップ麺:特に「カリー味」がマレーシアの定番です。
・Mamee Monster(マミーモンスター):ベビースターラーメンのように、砕いて粉末スープをかけて食べるローカルスナック。
・Beryl’s(ベリーズ)の小袋チョコ:お土産の定番チョコが、コンビニなら自分用のおやつサイズで手軽に買えます。
まとめ|トランジットで実際にかかった全費用
最後に、今回のクアラルンプール滞在(2泊3日)で実際にかかった費用をまとめました。
航空券を除く総額は、約23,097円でした。
今回はタイへ向かう途中のトランジットだったため、私の航空券代は参考になりません。代わりに、日本(東京)からクアラルンプールへの往復航空券の目安をリサーチして記載しました。
【参考】東京〜クアラルンプール往復航空券(9月目安)
LCC(エアアジアなど)を利用した場合、おおよそ50,000円〜75,000円前後が相場です。(※予約時期や預け手荷物などのオプションによって変動します)
2泊3日・滞在費用の内訳表
現地での食事はしっかり4回とり、カフェやジューススタンドでの休憩も2回挟みました。以下の表に実際の滞在費と、航空券を含めた場合の参考総額をまとめています。
| 項目 | 費用(目安) | 備考(2泊3日) |
| 宿泊費 | 4,812円 | スペースホテル2泊分(※デポジット50RMは返金済) |
| 交通費 | 約6,945円 | Grab(空港往復など)、地下鉄(2RM) |
| 食費 | 約7,644円 | 食事4回、カフェ・お茶2回、コンビニ飲料 |
| お土産 | 約3,696円 | ナマコ石鹸、カヤジャム、コピ |
| 現地滞在費の合計 | 約23,097円 | 航空券代を除く実際の総額 |
| 【参考】航空券込みの総額 | 約88,097円 | (現地滞在費 + 航空券代目安6.5万円で計算) |
いかがでしたか?
この記事ではクアラルンプールのリアルなキャッシュレス事情から、実際にかかった滞在費用、おすすめのお土産までをお伝えしました。
キャッシュレス化は進んでいますが、まだ観光客目線では少額の現金も用意しなくてはいけないと感じました。
私の体験が、あなたのクアラルンプール滞在や旅行準備の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。 今後もチェンマイ移住や東南アジア旅行についてお話しします。
また次のブログで、お会いしましょう👋


